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 痛手を負った身体と精神世界から生きるしくみを 作りなおしています。  人と人がフェアトレード できる社会、幸福感を作ります。
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今、暇な猫がいたら100匹ほど借りたいほどの忙しさです。

開店するときよりも閉店するときの気苦労は、何十倍も疲れます。

今までのご利用者の方たちの中から「食事難民」の方を出さないために、今日も次の配食サービスの

お店へ連絡したり、支援センターや、介護事業所に訪問したりと、通常の業務をこなしながら本当に目

が回りそうな忙しさです。

でも、ひとつ気がついたのは、普段配食サービスをされている他のお店のオーナーさんたちといろいろな

お話しをして、フランチャイズ店としての経営のあり方、ご利用いただくお客さんとのあり方、みなさん同じ

ような悩みを抱えながら仕事に携わっておられます。

事業だからお店も利益を出さないといけないのは当然ですが、もしかしたら「高齢者に食事を提供する」

という仕事は、利益のみを追求する事業にしないほうがいいのかもしれません。

「撤退した店の遠吠えか・・・」と思われる方がいるかもしれませんが、撤退することによって今まで見えな

かった一面が見えてくる事が数多くあります。

人によってはお店を撤退して、仮に「食事難民」の方が出ても、その社会的責任までお店で背負う必要は

ないと言う人もいますが、それは実際にこの仕事に携わっていないから言えることで、商売といえども何年

か高齢者の方と接してきた人は、少なからずそのままほっておく人はいないと思います。

ニコキチ奈良南店はどんな事があっても、必ず最後までご利用者の中から「食事難民」の方がでない事を

見極めてからこの仕事を終わりにしたいと思っています。

こんな小さなお店ですが、これだけは全うしたいと思います。

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突然ですが「ニコキチ奈良南店」は、今月フランチャイズから撤退いたします。

来月で開店4年目を迎える予定でしたが、本部から食材の発注を拒否されたため、やむなく

フランチャイズ店として、運営することができなくなってしまいました。

これまで、たくさんの高齢者の方に食事を提供してきましたが、それができなくなってしまいました。

自分たちの今後の生活もさることながら、今までニコキチ奈良南店を利用していただいていた

高齢者の方の中から「食事難民」が出てしまうことがとても気がかりでなりません。

開店当初からニコキチを利用していただいている方はもうすぐ4年になり、単にお弁当だけを

お届けするだけではなく、気持ちの交流があり、電話がかかってきたとき名前をきかなくても

「〇〇さん」とわかってしまいます。

毎日の食生活を預かっていた方も多く、独居の方や、体の不自由な方、少し認知症のある方は

ご自分で次の配食先を探すこともできず、多くの方は「食事難民」になってしまいます。

大げさではなく死活問題です。

これから自分たちのことよりも、先にその件を解決しなければなりません。

本部はこの件に関しては「お店の責任」として何もしてくれませんので、自分たちでなんとか

「食事難民」が出ないよう、これから全力で解決していきます。

a_ilst012.gif おはようございます。

今日も快晴の一日です。

昨日から奈良では「バサラ祭り」が催されています。

昨日の夕方、配達で通りがかった奈良公園でも、バサラ祭りのための舞台が

            出来上がっていました。

 参加したことはありませんが、何もかも忘れてただひたすらに踊るのは気持ちいいんでしょうね。

 まだ日本が刀や弓を持って戦っていた時代、いや、もっと昔から「踊り」はあったんだと思いますが

 ときに貧しさや、苦しみを忘れて踊り狂うといった、いわば宗教的なものもあります。

 人に見せるための踊りもあり、自分たちだけが楽しむための踊りもあり、意味なく自然に体が動く

 踊りもあり、いろんな形はありますが、楽しそうに踊っている人の姿は、見る側もの気持ちも和ませて

 くれます。一度参加してみたい気持ちはありますが、ただ体力がもつかどうか・・・

 





自宅で使っているパソコンが壊れました・・・

これで2度目です。電源を入れるとピー・ピー・ピーと三回音がして、そのまま起動しません。

WindowsのCDを使って立ち上げようとしましたが、かないませんでした。

おそらく本体のディスクが壊れてるんでしょうね。

必要なデーターはバックアップしてるのでいいのですが、また、修理代が・・・

多分2~3万かかるでしょうね・・・

パソコンが普及していなかった時代は、特に無くてもいいものが日常生活に入り込んでしまうと

とても不便になってしまいます。

携帯電話も、今では無いと仕事に支障をきたす時代になってしまいました。

便利なものが次々と普及して、それがあるのが当たり前の世の中で、生活の中に溶け込んで

しまう・・・でもその流れについていってしまうのが現状で、自分一人だけがそんなもん無くても

「生きていけるわ~」と言いたいのですが・・・生き方を全部ひっくり返さないと無理ですよね。

先日、地震で被害にあったお年寄りの方が「戦時中に時に比べたらまだましや」と言っておられたのが

すごく印象に残っています。何か天災があったとき、ホントに強いのは昔何も無かった時代を生き抜いて

こられた方なんでしょうね。

あるべきものが無くても、生きる術を少しは身につけておく必要がやはりあると思います。

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当店も皆様方のおかげをもちまして、この10月で開店5年目を迎えます。

今思えば、開店当初にご注文を頂いた方には、ほんとに申し訳ないことをしたと反省しています。

え、なにが・・・?と思われるかもしれませんが、開店した当時は、多少料理の心得もありお弁当を

提供するということに、それほど不安は感じていませんでした。

でも、食中毒の予防のために中心温度を測ったり、配達中にお弁当の容器が傾かないようにとか、

配達車両の車内の温度とか、配達の時間帯とか、気を使うことがとても多いのです。

そのため肝心のお弁当のおかずで、例えば揚げ物の中心温度を気にしすぎて揚げすぎたり、

噛みにくいものをそのまま入れたり、和え物に使うだしを忘れてたりと、たぶんそのとき利用された

方は「何じゃあこりゃ」と、思われた方もおられたと思います。

でも見捨てずに、開店以来ずっとおつきあい頂いているご利用者の方もおられ、ホントに感謝の

しています。いろんなことをご利用者の方から教えられて成長しました。

商売って「お客様に教えられれて成長する」というのが今とても実感となっています。