忍者ブログ
 痛手を負った身体と精神世界から生きるしくみを 作りなおしています。  人と人がフェアトレード できる社会、幸福感を作ります。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


今、新聞等で話題になっている、<ほっかほっか亭>事件。

<ほっかほっか亭>最大FCのプレナスと<ほっかほっか亭>の総本部を子会社化したハークスレイが
運営方法を巡って対立し、現在訴訟になっています。

プレナスが<ほっかほっか亭>との契約を解約し、直営店とFC店を合わせた2260店舗をひきつれて
<ほっともっと>という新ブランドを立ち上げようとしているのに対して、ハークスレイはチェーン店を離脱
した直営店と加盟店に一年間の競業避止義務があるとして、プレナスに法的措置を検討しているそうです。

ニュースリリースではお互いが自分の立場を主張し、加盟店に迷惑をかけないといった記事がかかれて
いましたが、ほんとうにそうでしょうか?

プレナスの加盟店となっているお店もハークスレイの加盟店となっているお店も、そのお店のオーナー
さんの気持ちや考えが反映されているのでしょうか。

お店のオーナーさんは、お店の売上が生活に直結しています。

加盟店の中にはまだ加盟してまもないお店もあるでしょうし、不安に思っているお店もあると思います。

お店を続けるために、自分の意志とは違う選択を強いられるかもしれません。

いわば一番弱い立場に立たされているわけで、今後の加盟店の方たちの行方がとても気になります。

フランチャイズの利点である「加盟店あっての本部」「本部あっての加盟店」というお互いの意志が尊重
されず、優越的地位の濫用をもって押さえ込もうとすると、小さなひびがやがて大きくなって崩れてしまう
のではないでしょうか。

フランチャイズシステムは全ての加盟店が、本部からのシステムを利用して業務を行うことが基本ですが
加盟してまもないお店や、開店した場所の地域性などそのお店ならではの、それぞれの事情や特性が
あると思います。その事情や特性に対して本部がシステムの特例を認めてしまうと、本部が統制とれなく
なってしまうこともよく解ります。

でもお互いもう少し歩み寄って、解決できる方法もあるはずです。

なにかあれば契約書を持ち出して法的手段をとるといったような行動の前に、そうなるまでの経過を理解し、
歩み寄る姿勢が大切だと思います。

最初は信頼して始めた事業でも、お互い人間ですから全て自分の思い通りに相手をコントロールすることは
できません。

力で抑え込むと、やがていくつもの小さな綻びが大きくなり、足元から崩れてしまう気がします。





PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック