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 痛手を負った身体と精神世界から生きるしくみを 作りなおしています。  人と人がフェアトレード できる社会、幸福感を作ります。
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へらへらと 人にへつらうのはよそう。  さみしいからといって 誰かにすがるのはよそう。

冬の人生を 歩もう。  痛む足と腕を そっとかばいながら。 君も歩こう。

冬の人生とて 太陽は昇るし 冬の人生とて 青空も仰げる。   冬の人生とて 月は輝き

冬の人生とて オリオン座は光る。   自分をさらけ出し 自分を守ろう。 

 無表情な 凍りついた うつむいた 君へ・・・・・・  すぐには 心など開けないだろう。

そのこわばりは すぐには ほぐれないだろう。  瞳はすぐには 空を見上げることはないだろう。

だけど 耳を澄まして・・・・・・遠からず 近からず 誰かの足音が聞こえる。  同じような歩幅の

古びたスニーカーの その足音は 同じように 冬を歩む足音じゃないか? 

  ちがう ちがう 違う 違う・・・・・・  いいえ 同じ。   声をかけたくてもかけられない君と同じ。

返事がこわくて 声をかけられない君と同じ。   目を合わせるのが つらくて 顔を挙げられない君と

同じ。   同じ思いでも  行きずりの人に 不意には声をかけられないのなら 一人でいるのと

同じだろうか?  それを 孤独というのだろうか? その仲間を孤族というのだろうか?

とにかく 冬の道を歩こう。  陽がさせば 少しは こわばりもとれるかもしれない。

 南中した太陽は 少しは 君に勇気をくれるかもしれない。  夕陽に感涙した傍らに 同じように

涙を流し 心通う 人に出会うかもしれない。   その人と 明日の約束を交わせるかもしれない。

 今度は 「朝陽を見よう」と。    
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