少しブログはご無沙汰でした。こういう事件に向き合うと・・・・・・少し似た事件や、人間関係のいろいろがいろんなところで起こります。私達も生身の人間で、しかも怒涛のような人生の急落下に近い経験をしてきた傷を癒す時間や、荒れた畑をならす時間が必要なときもあります。

本当のことをいう人間・・・・・それは確かに疲れる生き方で、自分でやっているのだから仕方ないとは思います。でも、思いのほか、反響が多かったり、賛否のバトルが多かったりするのは・・・・・・実は日本には、今一番欠けていることで、なれあいの社会や表面のつきあいに、うんざりしているからではないでしょうか？

これまた偶然、随分まえに読んだ加藤諦三さんの心理学に次のような一節がありました。
「集団、なら家族、会社、学校全て同じことで＜甘い汁を吸う人をつくらない＞これが集団を健全に維持する鉄則である」と。日本が金融業界を始め企業も官僚世界もこれほどまでにおかしくなったのは、一部の役員などが甘い汁を吸うことを、その世界が許したからであると。矛盾を抱えた集団を維持する犠牲は美徳ではなく悪徳である。と・・・・・・日本のビジネスマンが本当にこれを理解したときに日本は立ち直る。と・・・・・・

氏はこうも言い切っている。「誰もが見たくない現実を直視することで、救われるのは弱者なのだ。」と・・・・・・

弱者・・・・・それはもちろん、私と家族、＜甘い汁など吸わない人間＞すべてといえます。

また、時々ブログにお付き合い下さい。・・・・・・