忍者ブログ
 痛手を負った身体と精神世界から生きるしくみを 作りなおしています。  人と人がフェアトレード できる社会、幸福感を作ります。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


今、暇な猫がいたら100匹ほど借りたいほどの忙しさです。

開店するときよりも閉店するときの気苦労は、何十倍も疲れます。

今までのご利用者の方たちの中から「食事難民」の方を出さないために、今日も次の配食サービスの

お店へ連絡したり、支援センターや、介護事業所に訪問したりと、通常の業務をこなしながら本当に目

が回りそうな忙しさです。

でも、ひとつ気がついたのは、普段配食サービスをされている他のお店のオーナーさんたちといろいろな

お話しをして、フランチャイズ店としての経営のあり方、ご利用いただくお客さんとのあり方、みなさん同じ

ような悩みを抱えながら仕事に携わっておられます。

事業だからお店も利益を出さないといけないのは当然ですが、もしかしたら「高齢者に食事を提供する」

という仕事は、利益のみを追求する事業にしないほうがいいのかもしれません。

「撤退した店の遠吠えか・・・」と思われる方がいるかもしれませんが、撤退することによって今まで見えな

かった一面が見えてくる事が数多くあります。

人によってはお店を撤退して、仮に「食事難民」の方が出ても、その社会的責任までお店で背負う必要は

ないと言う人もいますが、それは実際にこの仕事に携わっていないから言えることで、商売といえども何年

か高齢者の方と接してきた人は、少なからずそのままほっておく人はいないと思います。

ニコキチ奈良南店はどんな事があっても、必ず最後までご利用者の中から「食事難民」の方がでない事を

見極めてからこの仕事を終わりにしたいと思っています。

こんな小さなお店ですが、これだけは全うしたいと思います。

PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック