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今、暇な猫がいたら100匹ほど借りたいほどの忙しさです。
開店するときよりも閉店するときの気苦労は、何十倍も疲れます。
今までのご利用者の方たちの中から「食事難民」の方を出さないために、今日も次の配食サービスの
お店へ連絡したり、支援センターや、介護事業所に訪問したりと、通常の業務をこなしながら本当に目
が回りそうな忙しさです。
でも、ひとつ気がついたのは、普段配食サービスをされている他のお店のオーナーさんたちといろいろな
お話しをして、フランチャイズ店としての経営のあり方、ご利用いただくお客さんとのあり方、みなさん同じ
ような悩みを抱えながら仕事に携わっておられます。
事業だからお店も利益を出さないといけないのは当然ですが、もしかしたら「高齢者に食事を提供する」
という仕事は、利益のみを追求する事業にしないほうがいいのかもしれません。
「撤退した店の遠吠えか・・・」と思われる方がいるかもしれませんが、撤退することによって今まで見えな
かった一面が見えてくる事が数多くあります。
人によってはお店を撤退して、仮に「食事難民」の方が出ても、その社会的責任までお店で背負う必要は
ないと言う人もいますが、それは実際にこの仕事に携わっていないから言えることで、商売といえども何年
か高齢者の方と接してきた人は、少なからずそのままほっておく人はいないと思います。
ニコキチ奈良南店はどんな事があっても、必ず最後までご利用者の中から「食事難民」の方がでない事を
見極めてからこの仕事を終わりにしたいと思っています。
こんな小さなお店ですが、これだけは全うしたいと思います。