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 痛手を負った身体と精神世界から生きるしくみを 作りなおしています。  人と人がフェアトレード できる社会、幸福感を作ります。
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以前配食を利用されていた方を、昨日偶然見かけました。

「まだまだ若いもんには負けへんぞ」が口癖で、下ネタの好きな元気な方です。

相変わらずひょうひょうとした足取りで、交差点の横断歩道を渡っておられました。

こちらは車で移動中だったのであいにくお話しすることはできませんでしたが、その方のお宅に配食して

いたのが、なんだかもうずいぶん昔のことのように思え、懐かしさがこみあげてきました。

最近、高齢者向けの配食サービスのお店が増えてるようですが、競合店が増えてくると利用者の方に

とっては選択肢が多くなって、自分にあうところのお店から配食を受けることができるのですが、お店の

方は、他のお店にないサービスを考えたり、お弁当の内容や価格で差別化を図っていかないと利用者の

方の確保は難しくなってきます。

フランチャイズ店の場合、独自のサービスにも限度があり、仕入れや販売価格もそれぞれのお店で自由に

決められないために、与えられたパッケージの範囲でお店を維持していかなければなりません。

独自の仕入れや販売、サービスの提供といった能力があるのであれば、フランチャイズに加盟する必要は

ないのですが、その能力の提供を受けるために加盟したお店は、決められた範囲の中でお店を維持するしか

ありません。

その努力は、お店のオーナーさん一人の力だけでは限界もあり、家族やスタッフ、お店にかかわる様々な人

たちの力を借りなければとても難しいものです。

努力だけでは大変難しい仕事ですが、今でも社会的にはすごく貢献できる仕事だと思っていますので、この

事業をされてるお店の方たちには、がんばってほしいと思っています。

私が言うのも変かもしれませんが、フランチャイズを撤退する際に本部の人から「経営能力がないから」と、

簡単な言葉で片付けられてしまうようなお店が二度と出てほしくありません。

サラリーマンを長年勤め、事業の経験もなく不安だった私に「絶対、大丈夫です」と太鼓判を押したその人

の口から出た言葉が、今でも脳裏に焼きついて離れません。


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