忍者ブログ
 痛手を負った身体と精神世界から生きるしくみを 作りなおしています。  人と人がフェアトレード できる社会、幸福感を作ります。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


廃業に追い込まれてから私は、出会うべくして出逢った本があります。
文化人類学者の辻信一さんが大学生に講義の教科書として使っている「経済成長がなければ私達は豊かになれないのだろうか」という本で、著者はC、ダグラス、ラミスさん。

ブログを読んで参加してくれてる人は、そのほとんどが「経済成長が、とにかくなければ・・・・・」という現実主義ではないかと思います。その流れで自分達も生きてきたので、否定するつもりはありません。
この本はとにかく私がこの危うい状態の中から、世の中に向かって動き始めている小さな仕事の一部であり、まあ、すぐに踏み潰されるのも覚悟の上でマイナスのマイナスからとにかく命だけはくいつなぐために見つけた生き方なので、もし今、どんな仕事をされていても何かとても危機感を感じながら走り続けている人には、きっと役にたつのではないかと思われます。

あまり普通の本屋さんにはないので。「平凡社ライブラリー」から~発行されています。

この中に貧困についての四つの種類があり、私が興味を持ったのは三つめの貧困、「金持ちの前提になっている貧困」という章。ある社会の中に経済力のある金持ちがいれば必ずその相手になっている経済的に無力な人がいる。
その社会の中では金持ちのいうことを聞くしかない、リッチのために働くしかない人のこと。

とにかく私達は、これに値するとまず感じました。
貧困についてはおなかがすいて苦しいということもありますがそれより多いのは侮辱的な社会関係です。
見下されていても反抗できない無力さ・・・・・これがこの貧困の特徴です。
なにか・・なぜか・・お金を支払って私達はこの立場を受け入れていたような・・・終わってみるとそう感じます。

受け入れた弱さは当然私達の罪かもしれません。
では、相手が私に対して公正な目線で仕事をしていたかどうか・・・少なくとも最初の目線と最後の目線の限りない隔たり。契約書軽視の約束、契約書、その他の書面を山ほど突きつけられた最後。とにかく批判はあるでしょうが、生きる道は今はこれしかなく。

このお話しの最後はいつか、何とか生き延びて報告するしかありません。
このブログはフランチャイズの手痛い体験を綴っています。
そして、その中から私達が出会い、見つけたものとは・・・・・・

PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック