マクドナルドの店長が残業手当ての未払いについて、かねてより訴訟を起こしていましたが、昨日勝訴の

判決がおり、裁判所がマクドナルドに７５０万円の支払い命令をだしていました。

管理職の扱いと認められなかったことが勝訴の要因ですが、１７００店もある直営店の店長が、じゃあ俺も

と一斉に訴訟したらどうなるんでしょうか？

おそらく同じような形態で時間外の業務をこなしているだろうし、裁判所も一人認めたのなら訴訟する人に

金額は別にしても、同じような判決を出さなければならないでしょうね。

つい最近、調理日時の偽装や、賞味切れ食材の使用が発覚したばかりなのに、本社は頭が痛いでしょうね。

でも、直営やF・Cの管理体制や、社内の労基の管理がずさんだったことが原因で「身からでたサビ」と言われ

ても仕方ありません。

あれほど大きな会社でも管理体制が十分でなく、通常何か問題が表面に出る前には必ずその兆候があると

思うのですが未然に防ぐことができなかったのですね。

あれだけ多くの直営店やF・Cを管理するためにはそれなりの管理システムが必要だと思いますが、でも結局

管理システムが万全でもそこで働く人のつながりがとれていないと、問題は解決しないと思います。

すばらしいシステムでも使うのは人間ですから万全ではありません。

人との信頼関係ができていればシステムが不十分でも、問題は未然に防ぐことができたかもしれません。