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 痛手を負った身体と精神世界から生きるしくみを 作りなおしています。  人と人がフェアトレード できる社会、幸福感を作ります。
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六月なのに 冷たい雨が降る夜だった。

電話が鳴って 出ると あるフェアトレード団体の代表のTさんだった。

カタログで彼女の運動、社会活動はずっと知っていた。  まさか電話をもらうとは

思ってもいなかった。 「私達にできることは?」と聞かれ 小さく残っている返済を少し

待ってもらうこと、そして 手漉き紙の便箋の調達を依頼した。  大好きなネパールのコーヒーが

しばらく買えないこと、彼女はネパール往来しながら 手紙と手作りクッキーのギフトを

送ってくれた。  温かくて嬉しかったが お礼の手紙を書きながら 私は 正直に告げた。

本来、好意で送られたはずの 品物に 後日高額請求を受けたこと。 勿論 はなから戴くつもりは

なかったけれど、何の言葉もなかったこと。  贈り物はする方の喜びでもあるはずだということ。

  だいの大人が こういう件について 事情説明もなく 代金のトレードもなかったことに大きな傷を

受けたこと。    雨のそぼ降る夜、 彼女の電話は 私達に強いつながりのパイプを通してくれた。

あのとき 非常に危ない状態のつれあいだった。   その後 私は右腕を傷めてあがらなくなった。

弁護士を始め、いろいろな人に 理解を求める手紙を夜中書き続けたから。  時には 差押えの書類を

送り 自ら「傷」をみせていった。  偏見からつながり始めることにしたのだ。  そこで支援についての

疑問を人々に投げかけていった。  何の思い違いか知らないけれど 「裁判で支援を断ち切る」という

残酷さ。  返済は「話し合えば」 できるはずだった。  相手は返済が目的ではなかったのか・・・・・

   お金の問題以上に 深い傷。   止めようとしても止められない法廷の枯渇。

もう取り返しはつかないのですから、父母に話しかけてほしくない。  探りや録音ばかり繰り返す人々。

何か生きてる心地がするのだろうか?  裁判依存? 権力のある人間は法律の外側にいる・・・・

誰かがそういってたな。   権力のある人こそ 法律をすり抜けず、襟をただして欲しいな。

弱者にばかり 厳しくてどうするの・・・・・貧者に法律を厳しくしてどうするの・・・・・・静かに闘いは

ずっと 続くのだろう。   そぼ降る雨のように。    あなたは 何がしたかったのですか・・・・・

会計処理?  名誉?  永遠の地位?   それは 頭を下げるという選択はなかったのですか?

高い位置にいる人なればこそ。
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