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ニシムラ 私も高齢者向けの配食サービスをしています。奈良南店さんのブログを見て共感するところがあり、コメントさせていただきたいと思いました。私はこのサービスを始めてまだ半年ですが1日20食ほどで、まだ給与も出ません。幸い借金はないのですが、この先が不安です。奈良南店さん、大変でしょうがまた違う仕事でがんばってください。私もこの仕事を続ける限りこのブログ覗かせていただきます。
フランチャイズを撤退してここ数日のうちに、いろんな方から励ましや応援のメッセージをいただき
これは私たちの問題だけではなく、二度と私たちのような結末を迎えるお店が出ないように社会的な
問題として取り組まなければならないのでは・・・と思うようになりました。
契約途中でフランチャイズを撤退するという最悪の結末になる理由は、私たちの人を見極める力が
なかったことや、一見誠意にもとれる申し出を断れなかった決断力、その他の原因があったことは、
確かです。
でも、開店以来すべて本部の指導を忠実に守り、マニュアルどおりにやっていましたが、経営状態
が悪化し、このままでは継続することが困難であることを相談したとき、「とにかく食数を伸ばす努力を
してください」の一点張りで「食数さえ伸びれば改善します」との事でした。
確かに数字上、食数が伸びればある程度の収益は見込める計算になります。
200食、300食になれば数字のうえでは収益がでますが、その食数の注文がとれたとしても食数を
こなすための設備資金、運転資金が新たに必要になります。
個人経営の場合、通常そこまでの資金力はありません。
数字の上では成り立つことでも、実際は大変なことです。
仮に開店資金が一千万かかる事業で、それまで貯蓄したお金500万円と、金融機関から500万円を
借り入れたお金を開店資金にして始めても、利益の出る仕組みになっていないのだと思います。
フランチャイズ加盟の強みは、本部のマニュアルどおりにやれば利益が出ることですが、その本部の
指導が間違っていたり、指導力がなかったり、ネーミングが弱いとすればそれはすべてフランチャイズ
店の責任なのでしょうか?本部の責任はなかったのでしょうか?
フランチャイジーとして、お店を育てることが本来の目的ではないのですか?
私たちは何もかも本部の責任にするつもりはありません。
でも「本部は何ひとつ責任はありません」と言われることに疑問を持ち、このまま弱者として葬られて
しまうことなく、応援してくれる仲間のためにも何かしなければならないと思っています。