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なんだか物語になってしまったなあ・・・・すみません。
たった一日なので、この景観だけで帰路に着かねばなりません。 それでも好天気だけでも感謝です。
低い雲が降りたような気分で(多分、うつ病^^) 駅に戻りました。 その駅のことはよく覚えていません。
駅中の観光ブースで少しうろうろとした記憶があります。 それでも改札を入るときの嫌な思いは
強く残りました。 「必ず、向こうの駅に立ち寄ってくださいね。」 二人で「むかっ!!」としたのを
覚えています。 「わかんない奴らやなあ・・・・スルーするなら始めから言わんやろ。」同じ気持ちで
憮然と乗り込みました。 不快感ぎりぎりのところに、とどめのような一言で 我慢は限度を越えていました。
そんな気持ちとは裏腹にローカル列車はごとんごとん・・・・「忍者ハットリカンゾウでござる・・・・」(爆)
つれあいは黙っているけれど頭はぶちきれているとわかる。私も同じでした。 電車は「雨晴」に
到着しました。 海が目の前の無人駅です。 「降りよう」 私がつぶやきました。「うん」・・・・・
このまま、網を張っている人間の中に戻るのは屈辱でした。 せめてもの抵抗もあり、海がすぐ前も
あり、もう一度海岸へ出ることにしました。 今思えば、とても素敵な無人駅でした。
無人・・・・・ですが小さな人だまりのできるスペースがあり、職員か界隈の村人かはわかりませんが
古いストーブを囲んで談笑していました。 改札は誰も振り向きませんでしたが、心には一物ありました。
普通なら、その輪の中に入って地元の人と話してみたい・・・・そんな雰囲気でしたがとても今の状況を
話す気にはなれませんでした。 玄関を出てくるりと線路をまわり海岸へ向かいました。
すばらしい海と立山連峰でした。 ひとつの小島がさらに風情を作っていました。
小島には一本の木が生えていて冬日を浴びていました。 木枯らしの日も吹雪もここで立っている・・・・
そう思うと愛しいような木でした。 小島の中なのでどこにも避難できない。逃げられない。 それが
なんとも自分達に似ていました。 「この風景を堪能するんだ」と言い聞かせ、心いっぱい深呼吸をしました。
電車を一本遅らせるだけの逃避です。 今思えば 修羅場を越える勇気、覚悟がこのときできたような気が
しました。 心に雲が張っていなければ本当にいい無人駅でした。 小さな木造の待合室があり
中は温室のような温かさでした。 三、四人腰掛ければいっぱいの小部屋でした。 まだ海が見えていました
。 名残惜しいけれど、まだピークを越えていません。 大人なのでここは覚悟しないといけません。
でも、そのためにつれあいは、車内で楽しみなビール一本飲めませんでした。 とにかく、今逃げてはいけない
と神様かなんかに言われていると思うしかありません。 でも心の中で何か大切なことのような気がして
いました。 電車はやっぱり、ハットリカンゾウ^^ 海の風景は消え駅に到着です。
改札では、「申し送り」を聞いていた駅員が対応しましたが、やはり話しは進まず、みどりの窓口へ
二人くらい話ましたが・・・・・つまりは立場を変えて話しを聞く体制は誰ひとりいませんでした。
駅員も私達も知らずに声高になっていたのでしょう。奥から「えらいさん」が出てきて応接に通されました。
(続)
*ブログの引用、転写はお断りいたします。
たった一日なので、この景観だけで帰路に着かねばなりません。 それでも好天気だけでも感謝です。
低い雲が降りたような気分で(多分、うつ病^^) 駅に戻りました。 その駅のことはよく覚えていません。
駅中の観光ブースで少しうろうろとした記憶があります。 それでも改札を入るときの嫌な思いは
強く残りました。 「必ず、向こうの駅に立ち寄ってくださいね。」 二人で「むかっ!!」としたのを
覚えています。 「わかんない奴らやなあ・・・・スルーするなら始めから言わんやろ。」同じ気持ちで
憮然と乗り込みました。 不快感ぎりぎりのところに、とどめのような一言で 我慢は限度を越えていました。
そんな気持ちとは裏腹にローカル列車はごとんごとん・・・・「忍者ハットリカンゾウでござる・・・・」(爆)
つれあいは黙っているけれど頭はぶちきれているとわかる。私も同じでした。 電車は「雨晴」に
到着しました。 海が目の前の無人駅です。 「降りよう」 私がつぶやきました。「うん」・・・・・
このまま、網を張っている人間の中に戻るのは屈辱でした。 せめてもの抵抗もあり、海がすぐ前も
あり、もう一度海岸へ出ることにしました。 今思えば、とても素敵な無人駅でした。
無人・・・・・ですが小さな人だまりのできるスペースがあり、職員か界隈の村人かはわかりませんが
古いストーブを囲んで談笑していました。 改札は誰も振り向きませんでしたが、心には一物ありました。
普通なら、その輪の中に入って地元の人と話してみたい・・・・そんな雰囲気でしたがとても今の状況を
話す気にはなれませんでした。 玄関を出てくるりと線路をまわり海岸へ向かいました。
すばらしい海と立山連峰でした。 ひとつの小島がさらに風情を作っていました。
小島には一本の木が生えていて冬日を浴びていました。 木枯らしの日も吹雪もここで立っている・・・・
そう思うと愛しいような木でした。 小島の中なのでどこにも避難できない。逃げられない。 それが
なんとも自分達に似ていました。 「この風景を堪能するんだ」と言い聞かせ、心いっぱい深呼吸をしました。
電車を一本遅らせるだけの逃避です。 今思えば 修羅場を越える勇気、覚悟がこのときできたような気が
しました。 心に雲が張っていなければ本当にいい無人駅でした。 小さな木造の待合室があり
中は温室のような温かさでした。 三、四人腰掛ければいっぱいの小部屋でした。 まだ海が見えていました
。 名残惜しいけれど、まだピークを越えていません。 大人なのでここは覚悟しないといけません。
でも、そのためにつれあいは、車内で楽しみなビール一本飲めませんでした。 とにかく、今逃げてはいけない
と神様かなんかに言われていると思うしかありません。 でも心の中で何か大切なことのような気がして
いました。 電車はやっぱり、ハットリカンゾウ^^ 海の風景は消え駅に到着です。
改札では、「申し送り」を聞いていた駅員が対応しましたが、やはり話しは進まず、みどりの窓口へ
二人くらい話ましたが・・・・・つまりは立場を変えて話しを聞く体制は誰ひとりいませんでした。
駅員も私達も知らずに声高になっていたのでしょう。奥から「えらいさん」が出てきて応接に通されました。
(続)
*ブログの引用、転写はお断りいたします。
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この記事へのコメント
夢さん、こんばんは。
申し訳ない…
どういった状況かいまひとつ
理解できないけど
何となくその駅の雰囲気は
わかる
www 理解不足でごめんね
申し訳ない…
どういった状況かいまひとつ
理解できないけど
何となくその駅の雰囲気は
わかる
www 理解不足でごめんね
Re:無題
こんにちは^^ すまないなあ・・・・タカビーさん。読解力ではなく
私の精神世界への導入がうまくない(笑) 物書き失格かな?わたし(笑)
でも、必ず全編読んでください。私が長いこと苦しい思いをした全容がつまっ
ていると言ってもいいです。 時間ができたら必ず読んでね。 悩ませて
ごめんよ~
私の精神世界への導入がうまくない(笑) 物書き失格かな?わたし(笑)
でも、必ず全編読んでください。私が長いこと苦しい思いをした全容がつまっ
ていると言ってもいいです。 時間ができたら必ず読んでね。 悩ませて
ごめんよ~
2011/02/10(木) 15:10 | 夢りんご
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