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 痛手を負った身体と精神世界から生きるしくみを 作りなおしています。  人と人がフェアトレード できる社会、幸福感を作ります。
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 例えば、目の前にいる人が、本当の姿で自分と会話しているのか・・・・人格がそのまま今の笑顔なのか・・・・

そんなことが解からない時代だと思っています。   もう少し言えば、「ありのまま」で人に関われば、

「誰も寄ってこない」と思うので、「笑っている」「何とか普通を演じている」・・・・そんな人が少なくないと感じています。        事業をしているととくに、「暗い」イメージはよくないので明るい人に、元気な人に・・・・・
という心がけがどんどん無理をしていくことになる。    気がついて「ああ背伸びしていた」と思うときは結構ひどくなっていることがあります。

  フェアトレードは途上国の支援をしていますが、夢りんごはまさに「途上国」なんです。

お店で笑っている姿、出かけて話す笑顔、優しい自分、人への配慮、丁寧な接客、・・・・・それらは嘘ではありませんが、どこかに「精一杯の背伸び」を感じるときがあります。    人とフェアに付き合うためには、ハードルを低くしていくつも越えていくことが大切です。    高いハードルを思い切って越えると無理が生じるし
疲れもひどい。    後片付けも大変です。    失敗も手痛い・・・・・

  ハードルを越えられる程度に設定する大切さは、広島の宇野さんというメンターにも聞きました。

そして気がついたら、「割りあい高いハードルも越えていた」というのがいいのでしょう。

話しは戻りますが、人との摩擦が起こったとき、「解決能力」があるかどうかで自分の立ち位置が確認できます。    慌ててどうこうしようとしても、よくない。かと言ってあまりほっておくと、どんどん自分の立場が悪くなります。  気がついたらすべてが「黙っている人の責任」になってしまうことがあります。   笑顔の向こうに
「哀しい自分」「不幸な自分」「辛い闇」そんなものを秘めているときは・・・・・時々ちゃんと「自分を出しきる」ことが大切だと最近わかりました。    「自分を出しきる」とは当然笑顔や楽しい自分以外にも、「哀しさ」や「怒り」も大事だということです。     最近は「癒し」や「気分転換」ばかりがウェイトをしめ、「怒り」「叫び」「悲哀」などのマイナスを出すことがご法度のようになっていますが、それでは人間として何かを「封じ込めて」いるだけなのではないでしょうか・・・・・みんなが自分の「マグマ」を奥底に滾らせてにこにこと、体裁よく付き合っていくことは、一時的にはできても「問題解決」にはなりません。    感情にまかせて人にぶつかると、悉く人と傷つけあいになることは決まっているので、ではどうすればよいか・・・・・結論からいえば、「仮にぶつかっても最後にはよい形を作る」という設定をし、実行することが大切です。     そしてそれぞれの、立場の高低差をできるだけ少なくして話すことができれば、たとえ傷を負っても隙間や溝は埋めることができます。  

 笑顔の向こう側・・・・・それは巨大な闇かもしれません。  貧困のどん底だったり、うつ状態だったり、不安障害だったりします。  でもそれは「人間不信」のもとではありません。   できれば、そんな笑顔の向こう側の悲哀を、お互いが感じられる「ゆとり」のある社会になればと願っています。  格差を越えて、にじみ出る哀しさをシェアできる関係になれたらよいと願っています。       
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  新年を迎え、一週間たちました。    お正月も仕事がらみのお休みなのであっという間に三が日が終わり、今日は七草粥・・・・・施設の子供達にも届け、近所のお客様にも出前をして今、やっと休憩です。

今年は、大きなピークを越える夢りんごですが、結果がどうであれ、日々を向上心で生きるのみ・・・・

 「おかしいな」と思うことを一つ一つ、考えて行動にうつし、取り組んでいるうちにそれは世の中を少しでも良くするための「社会活動」になっていきました。     でもそれだけでは食べていけないので、プライドを持ちつつプライドを捨てて「経済活動」も行いました。    そして何とか生きながらえています。

 なんて生きにくい世の中なのかとため息の日々でした。    


スタッフが今日、年末に見たテレビの話しをしてくれました。     

徳島県の木頭村というところは日本で初めて、「ダムの建設を止めた村」なんですが、その裁判で、村は真っ二つに割れて、一時は壊れてしまったそうです。     人間関係がめちゃくちゃになったようです。

 夢りんごは今、縁あって、その木頭村のゆず製品を仕入れて販売しています。   闘いの末に、ゆずで立ち上がった木頭村と夢りんごはとても似ています。    この木頭村に関わってこられたエコロジープランナー
の日野さんとの出会いが、夢りんごを救ってくれました。   もっとも氏は「とくに何もしてませんよ」と笑われるでしょう。      失敗から成功へ導いた氏の経済活動と社会活動はとうてい私にはまねできませんが、
 気がつけば、自分も同じ道を歩んでいると思いました。(これしか生きる道がなかったのです。)

 私達はまだ「成功」は見えませんが、最も暗いこの「闇」の向こうに「夜明け」が近い気がしています。

それは、寒い夜明けかもしれません。   でも朝日は確実に昇るはず・・・・・

「木頭村」に活発な陽光射す事業が展開されているように、村人の崩壊の末、甦った「夢りんご」になろうと思います。     今年もどうか見守ってください。よろしくお願いします。

  仲間のみなさんにも良い年でありますように。            

                                    1月7日    夢りんご


 娘のマコは、ハローワークの助成金申請につまずきながら通っています。  就職をめざして身につける専門学校の費用を助成してもらう目的ですが、書類がむずかしく、揃える時間も手間もかかり、家族の所得の書類も必要で、こちらもなかなか用意できません。    たとえば、事業の前月の売上のわかるものなど、まだ整理できずにいるし、申告にまにあわせるだけでも精一杯で、もっといえば生きているだけで精一杯です。

  大人が聞いてもわからないこともあるのに、成人といえども娘にはもっと理解できないことばかり。  彼女は不安障害も少しあり、相手の対応でネガティブになりがちです。   昨日、官公庁が最終日なので、助っ人に私も駆けつけるつもりが、思いがけず、昼前から店頭が満員で忙しくなり、あろうことか車がパンク、つれあいが運ぼうとして付け替えた補助タイヤもパンク、  すべての仕事が混乱して遅れてずれ込み、娘の助太刀ができませんでした。     担当者に電話して娘だけ勇気を出して向かったのですが、きつく言われ、帰りの電車もJRのトラブルで不通。  悪条件が重なって、夜帰宅したときには荒れて泣き出しました。    泣き声は止まらず、飛び出す勢いをやっと引き止めて、言いたいことを聞いてみました。    そして私も気がつきました。  「親がいけなくなった」「迷って勇気を出していく」「嫌なことになるかもしれないけどいく」・・・・・結果、「やはり泣くことになった」「悔しい」「何とかしてと叫ぶ」・・・・この繰り返しが人を育てるのだと。   そのためには「帰って泣く場所(人)」が必要だと。    今、その場所(人)がない人間が多いのではないかと。   なので「あきらめる」「無抵抗」「ため息」・・・・・などが続き、何もかもに「無力感」が生まれる。

実は、車がパンクした連絡を先方に入れるとき、ちょっとした「嘘も方便」を思いつきました。 娘も一緒なのでいけないといえば、その日は娘も「トラブルでいけない」で救われるのです。  でもやめました。   娘がそんな救いを望んでいないと思ったし、実際ひとりで勇気だして出かけたので、つじつまが合わなくなるところでした。

 「泣くかもしれない」ところへ生身で向かい、辛い思いをして夜泣いた娘に「がんばったんやな」といいました。

助成をうける手続きは困難でしかもだめかもしれないけれど、やはりフェアトレードで交渉しようといいました。

フェアトレードとは生身の身体で素手で向かうに似ています。   「お母さんと同じ方法でなくてもいいんだよ。世の中は全然フェアトレードじゃあないんだから。」といっても、似てしまうんですね(笑)  できれば要領よく
渡ってくれたほうが楽なんだけどなあ・・・・・(笑)  しいどいけれど等身大の生き方、それがフェアトレードです。                            K

  じt

 「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く」・・・・・ かなり昔の標語にこんなのありましたっけ・・・・・

そう、今日通りかかったコンビニの看板に「へ?」と目を疑う文字が。  「恵方巻」・・・・目を疑うのは私だけかな。       だってお正月も越せないかもしれない人が溢れているのになあ。   なるほど、おせちの締め切りは終わりましたか・・・・・・ んで早々に節分巻きずしと・・・・なるほど。

  しかしなあ・・・・せめて年明け待ちましょうよ。    待てない?   そか・・・・・

そういえば、毎年奈良市内の並木通りを走りながら、おもう。   「もう少しで紅葉やんな~」と楽しみにすれば
次の日にはばっさばっさと枝葉の切り落とし。   なあんでえ?    せっかく色づくところでしょ・・・・・

しかも、木と木の感覚がせま~い。    もうちょっとあけて植えたらよかったのに~そしたら手入れも少ないし人件費も減るし、木々も和むのに~    これって緑化? 運動?   

 う~ん、たのむぜ・・・・学習能力を発揮してくれ~   並木はさ・・・・青葉と紅葉じゃあないのかな・・・・

なあぜ、そんなに切り急ぐのさ・・・・まあ、忙しいのはわかっていますが。   せめてもうちょっと色づかせてやってくれ・・・・11月の始めに伐採するとね、木の芽が吹くのは3、4月・・・・つまりは樹木は約半年、丸裸なんですよね。         ですから、これって緑化?  話しは看板に戻りましょう。   来年のことをいえば、
「鬼は笑わない」時期になりましたけど、もう少し「鬼の出番」も待ってやろうじゃないの。  巻きずしははやいっしょ・・・・いくらなんでも。  季節を勝手に加速するのはこの辺で~   みんなみんな加速病。

  追いかけるのも追うのもやめまっしょ。   そう今は師走。    クリスマスからハッピーニューイヤーへと
 ゆっくり押し迫りましょうよ。    短い人生、そんなに急いでどこへ?どこへ?     


 ブログでご紹介させていただいたギフトセットの「夢桃梨」はおかげさまで完売しました。

ありがとうございます。    これで、年が越せそうです(笑)   今後は桃梨に変わり「夢りんご」もしくは
「夢りんごジュース」に変更して引き続き販売しています。    よろしくお願いします。^^

  お問い合わせもありがとうございます。   単品でもご送付できます。相談ください。


遅れましたが、メリークリスマス!   みなさん・・・・・・

温かいクリスマスですね。   今日の夢りんごは大賑わい・・・・・二席の店頭にリピーターやお客様が訪れてくださって、お買物やお食事を楽しんでくださいました。^^

 フェアトレードのお話しに花が咲き、チョコレートや朝積み薔薇水、オーガニック紅茶、コーヒーなどがよく売れました。   また、夢りんごが支援している「みどりの家」のスタッフも来られて来春、イトーヨーカ堂で開催される「オリオリ展覧会」のチラシも持参されました。   このイベントについては後日また紹介いたします。

  不況のおりですが、ささやかにクリスマスを楽しみましょう・・・・・そしていよいよ・・・・・^^