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 痛手を負った身体と精神世界から生きるしくみを 作りなおしています。  人と人がフェアトレード できる社会、幸福感を作ります。
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急に更新しなくなってご心配かけています  一台しかないパソコンの「老いぼれ」が

壊れてしまい、現在、復旧にむけて・・・・検査入院・・・・メンテの費用もなく、手立てもないまま日々

皆様の応援とアドバイスに支えられて今日になりました。  ご報告遅れてすみません。

 え?今どうして更新したのかって?   はい・・・・ブログ友達にはいろいろ、ご迷惑をかけ、

その中の一人・・・・(名前言っていいかい?諸さん?) (笑)  が見るに見かねて、一台のパソコンを

送っていただいて、やっと更新させていただいています。  今日からは三重の方向に足を向けて寝ます(爆)

とにかく、アナログの世界で「孤島」となって暮らし・・・・仲良しの皆さんには日々、励ましやら、お戯れやら

嘲笑やら・・・・いただいて感謝の言葉もありません。 (ないんかい!)   ここに、とりあえず数人の

支援くださった人々の名前を、披露してお礼とさせていただきます。(差し支えのある方は控えさせていただきます)

  和香ちゃん、タカビーさん、北海道のtakaさん、諸さん、berryさん・・・・・その他のみなさん

ありがとうございます。   とにかく、闘いもまだ・・・・・ブログ休息中は、本部の役員さん実家へ

「まくし立て」ありがとうございました。    またブログにて、報告させていただきます。

とにかく、パソコンは入院していますが、諸さんからの好意のパソコンにて更新できる幸運を無駄にせず

またよろしく御願いいたします。         

                                         2010、9、10   夢りんご

  
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 何故、こんなところに小さな人間が集まってきたのか?わからない・・・・・

だけど、ひとつだけ共通項がありました。 カナダの彼女も愛知の彼も、何かしら生まれ変わって

生きたいのだと思いました。  一度、舞台の幕を下ろし、もう一度命を生き直したい。

そんな思いが話さずとも伝わってくるのでした。 だから、何の脈絡もない奈良の京終に鳥のように

脳内経路に従って移り住んだのだと思います。  幸せになるかどうかは判らない・・・・でも

もう一度、生き直したい・・・・・その思いが仲間を呼んだのだと思います。   私も実は助けてもらっています。

彼女は洗濯機を購入したのです。^^   何もない部屋に洗濯機と冷蔵庫だけ買ったのでした。

 うちの洗濯機はご存知のように壊れている(笑)   梅雨を境くらいにコインランドリー通いが続いていまし

たが、今回五階の洗濯機が入荷したのを機会に、使わせてもらうことになりました。

費用は要らないといってましたが、電気代も水道もかかるのでとにかく一回「100円」で使用となりました。

 五階最低2往復というリスクはあるものの、洗濯物を外に干せる幸せが久しぶりに戻ってきました。

奈良を一望できる展望台のようなベランダ。  駅舎もはるか眼下に見え、線路がうねうねと続いていて

まほろば線の二両車両がゆっくりと近づいたり離れたりしていきます。  誰かが駅舎の写真を撮っています。

いつもは、うっとおしいポリ・・・・・いや、おまわりさんが、眼下で暇そうにバイクを止めて仕事?とは思えない

仕事をしています(笑)  県南のふるさとの葛城山系が、かすんでいます。  ひらひらとはためく洗濯物、

ちょっと幸せでした。 (ばかじゃないか?といわれそうです。ただのめんどくさい洗濯だもんね。)

  でも、多分、最初だけだろうな。 すぐに日常に慣れてしまうんだろうな。  その代わり、食べ物や食器、

家庭の不用品は持ち出して貸したりあげたりしていきます。 引っ越す力もお金もないけれど、たまっている

家庭用品は使ってもらう。  思えば、事業の大変から、家の大掛かりなことはほとんどできず、昨日は

やっと、二階にバルサンをしてみました。  今年は虫の異常発生だそうです。 そういうことも、費用と労力と

少しの時間がなければできません。  つまり、夫婦二人が、夜明けから夜更けまで事業に明け暮れていたら

一生できないのです。  機械も身体も心も壊れてしまいます。 すでに心身が壊れた状態では、暮らしの

もろもろには心も身体も気がつかないのです。 多分、今の日本には、仕事と食べることで精一杯の人

がたくさんいるはず。 家のなかには、尽きることのない暮らしの仕事が溢れています。

 厳しい時代だから・・・・とサラリーマンもプライベート時間さえ携帯メールで縛られて心、解き放つ時間も

ない。  便利な携帯は人々の心を圧迫し、投げ捨てたい衝動も想像できます。   この猛暑・・・・・

庭の草や高枝も伸び、不用品の処分にも労力を使い、衣類の衣替えも気がつけば季節が終わっている。

 まず「仕事」ではなく、まず「暮らし」なのではないか?とおもっています。 暮らしの基盤がないまま

外に出ても振り回されてずたずたになるばかり。   これは、前フランチャイズ事業にもはっきり言えること

です。 生活費を算出せねば何もならない。 それができなければ、やる意味がない。始めから失敗の一路

でしかない。 だから、事業で生活費を算出することが前提です。 

 ところが、今の世の中、子供を置き去りのシングルマザーにしても、亡くなった高齢者を死体遺棄にしても

みんな「暮らしの基盤」のない人が溢れている。 働きながら、帰宅すれば子育てや介護が待っている。

ぼろぼろになるのは当たり前だと思います。  そこに「頼る人もいない」のですから。 ある役所は、

「声をあげてくれないと、手立てがない。」と言っていましたが、私にすれば無理で酷なことを言っている。

勇気を出して一度、声をあげても役所はとにかく無碍に扱うことはよくあります。 役所は沢山の中の

一市民だから、すぐに忘れます。でも、扱われたほうは一貫の終わりという思いになるのです。

力もない病的な人に「声を出せ」というのはとても酷なこと。 では、どうすればよいのか? その人が

徐々に力をつけるしかない。 そこで泣いてもわめいてもいいから、力をつける・・・・それは容易では

ありません。 でも、死ぬか生きるかなら、人がどう思っても人目憚らず声をあげるしかない。

 役所の職員が困っても泣いて伝えるしかない。 困らせるしかないんです。  少なくとも、人殺しよりは

そのほうがまだいいんです。   今、話はいろいろにうろうろしましたが、この生まれ変わりの村は、

小さな声をあげながら、「生きたい」と言っています。   ここに人が集まるということは、そういうことなんだ

と思います。  所詮、ひとりで死んでいくんだけど、やはり一人では嫌なのです。  自立した人間として

寄りかからず、個を尊重する努力をしながら助け合って生きること。  今大切なこと・・・・・  

 先週から今週にかけて、相次いで知人友人、元スタッフが夢りんごに訪れました。

しかも共通項は「夏の青春18切符」です。  あこがれながらも一度も利用したことがない切符。

 まずは、元スタッフのフッキーが、彼は奈良在住なのですが、つれあいの事務所時代の後輩で

数年前、高齢者配食のアルバイトをしてくれて、その後司法書士試験のためやめ、三年前の大変な時期に

ブログを見て、最後の日にバイクでの配達に駆けつけてくれた、応援隊。  今回もブログを見て心配

してくれたのかな・・・・・一言も触れずに「まかない」を食べ、お茶を買って中型バイクで走り去った・・・・・

その夜、青春18切符で、九州の島へ旅立つところだと聞きました。  

 それから、カナダからご帰還して、いつもふいに訪れていたEIKOがなんと、愛知県のブログ仲間と

ルームシェアして、夢りんごの五階にいよいよ住むことになりました。

 いつもながら、ふいに18切符で訪れ、何もない3LDKに、住むことになった二人。  もう一人の

ブロガーさん、カメさんは、ぬか床と土鍋、そして洗剤のアタック一箱をもって奈良入り。  洗剤など

持ち歩くリスクからしても買ったほうがよいと思うがな・・・・・(笑)  エレベーターのない五階というリスクを

除けば、見晴らしはいいし、夕風は涼しいし、角部屋なのでL字の広いベランダがなんともいい。

ビアガーデン、月見にもうってつけ。  しかし、何もない。  仕事もない。  家賃は安いとはいえ

払わねばならない。    でもまあ、夢りんごは、マイナスから生きてるからなあ。  でも五階・・・・・

「いつでもいける」と思ったら大間違い。   この猛暑にエレベーターのない五階に行く気になるか(爆)

 彼らも「残りまかない」をうまそうに食べて、動き始めた。  やれやれ・・・・大丈夫かよ・・・・

もう一人は、以前スタッフでディスプレイやデザインに関わってくれた元奈良女大のスタッフ。

この春、めでたく一ツ橋大学、大学院に合格して東京へ。   彼女も奈良が好きで夏休み、故郷の

郡上八幡を素通りして、12時間かけて奈良へ。  ほとんど鈍行の乗り継ぎで来たようです。

小さなお土産は東京の洋菓子やさん、一つずつ置いてきているようで私は「玉川上水」雑木林の木漏れ日

という名のクッキーを選びました。玉川上水といえば太宰・・・・散歩してみたいですね。

 この無人駅前に、気がつけば、小さな村ができかけています。  とても貧しくて、みんないろいろ・・・・

発展途上の村ですが、猛暑の中、みんな元気に力強く、歩いていました。  仕事もなく、奈良に住む人、

何度やっても司法書士試験に落ちてる奴、 でも、彼らを見てると、落ちこぼれなどとは到底思えません。

 年齢に関係なく、みんな「若い力」で生きている。  青春18切符の名に恥じない人生の謳歌を

感じました。   少しずつ・・・・・エネルギーとフレッシュな心をいただきましたよ。

 

 随分、久しぶりに 病院という名前の門をくぐりました。   家族の心配を軽減することが

目的のひとつです。  先月から、胸の痛みがとれず、狭心症を起こしていたことがきっかけですが

その他、三つほどとりあえずの病名をありがたくいただきました。    以前と違うのは、医師に言われても

「可能性が強い」という捉え方をするようになったことです。 「一般的に・・・・・その症状は」から、検査になり

また後日、検査となったのですが、それも身体の調子を見ながら、経済状況を考えながら、ひとつ、ふたつ

としてみます。 「違う」と感じるもの、負担が大きく受けると生活に支障がでるものは、急ぎません。

  そうしていると、とてもよかったことにも出会いました。  病名をいただくことで、つれあいが禁煙を

始めてくれたのです。  「急にすると、続かないから無理せんでいいよ」ということで、家屋や店内では

全部禁煙してくれて、かえってストレスが心配になるくらいでした。  でもまあ、やはり本人にもいいことなので

できるところは、そうしてもらうことにしました。  何だか、気持ちだけでも身体が随分ましになるようです。

 状況が変わらなくても、幸福感があれば随分違います。  私はこの一瞬の「幸福感」・・・・を大事にして

きました。  どんな苦境でも、ふと見上げた星空や、ラジオの音楽、雨上がりの虹や、無人駅の電車、

そして仲間の声、声・・・・・家族の声・・・・  その一瞬で生き返り、歩むつもりです。

   取引もあり、お世話になっている「GAIA」さんのまかない日記を見習って、問題は山積みだけど

まかないを作るひとときの幸せを感じています。   夢りんごのまかないは、ささっと作って美味しい。

手近なあまり食材や調味料を販売しながら使うので、もちろん無駄はありません。 その「GAIA」の

創始者、日野さんには、死ぬか生きるかの時、偶然の電話で命拾いをした思い出があります。

 それは励ましでも、慰めでもなく、確かな灯りのようなものでした。  その声は今も忘れることはできません。

状況を話す暇もなく、よくわからない話の中に、私は「今生きるポイント」だけを、第六感で押さえていきました。

それは、思えば神がかりな出来事でした・・・・・。 偶然の出会いにも感謝します。 そういう感謝や苦労は

自分が次に誰かに伝えていくことが、これからの仕事ですね。   今日は突然、老親が訪ねきて、一気に

まかないを作りました。  今、一番おいしいのは夢~の作った「めんつゆ」です。  しいたけとむきエビで

交代で作ります。   三温糖と醤油だけですが残ったしいたけは刻んで、簡単寿司にします。

暑いときは、期限の迫った「梅酢」をご飯にふりかけて「梅酢おにぎり」に。    さっぱりして人気ですよ。

 今日は、ちょっとしおれかけた小松菜と揚げの炒め物、小豆島からの冷やそう麺、薄切り豚のしょうがやき丼

簡単漬物と障害者施設に提供するために作った鶏のフリッター、カボチャ煮など・・・・濃い目の麦茶。

残り物で作るまかないは、自分が食べても幸福感です。   生きてるだけでいいんじゃないか・・・・

それだけでも、いいんじゃないか・・・・・という至福。   もしかしたら、お金があれば、わからなかった

幸せかもしれないですね・・・・・(少々、つよがりです。)

                                                  夢りんご~

ささやかに、少しずつ、道を切り拓いていく。  8月に入ってから、体調が崩れ、救急病院を問い合わせて

走る寸前までいきました。   体と心はどこかでつながっている・・・・この身体の不調は心と関係がある。

そういう声が、耳元で聞こえ、何とか体調を戻し始めたらもう8月中旬になろうとしています。

 現実問題としての、山、山、山・・・・・・裁判を横においても目がくらみそうな現状です。

今日一日を何とか生きて・・・・という少し前までとは違い、ひとつずつ積まれた問題を処理していくこと。

バランスが崩れ、押しつぶされそうになるけれど、「とにかく今日は役所へ行こう」「とにかく銀行と話してみよう」

「とにかく、奨学金の話しを聞こう」「とにかく、母に体調を聞こう」「とにかく、この請求書をひとつ片付けよう」

「とにかく・・・・・」  のつぶやきを一つから・・・・・   それが今の私たちの課題です。  そして、真っ白に

頭がなったり、閉塞感に阻まれたりしたら、とにかく、休もう。 営業はしているのでちょっとした時間に

空や雲を見る。  音楽をかけて、夕空を眺めたら、昨日は偶然「虹」をみつけました。

 マンションの階段の最上階から、若草山、春日山、高円山が見えるんですが、風の通り道らしく

とても気持ちいい夕風が吹きます。 その山の一角、春日山の真ん中あたりから半円を描いて虹が

出ていたのです。   雨上がりでもなかったので、偶然の出会いでちょっと幸せになりました。

 今日は、夕立で土砂降りの風雨です。  昨日までに比べ、体調はましですが、二つ三つ、仕事や来客が

重なると、頭がついていきません。  できる範囲で動くしかありません。   (雷、ひどし~中断)

 たくさんの人が、夕方の雷雨に見舞われて駅舎で雨宿りしています。 無人駅でも、こんな状態が

あるんですね。  ブログを中断して、店頭を濡れないように片付けます。  家族の離散もよぎります。

二年前からの子供達との対立、独立を強いられた息子。 持病と闘いながら5月、やっと契約で雇用に

なった娘。  それぞれが孤独との闘い、社会との闘いでした。  家に残ったアナログテレビ一台、壊れた

洗濯機が物語ります。  家族が寄り添い、ぶつかり、壊れかけた日々。 暗闇で声をあげたい日が続き

ました。   まだ、あまり語りたくありません。  もう少しかかります。  そう、今まで口を閉ざしてきた

家族の形はこの先、少しずつお話しします。           (パソコンの調子が悪いのでここまでに)

                                           (続)