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 痛手を負った身体と精神世界から生きるしくみを 作りなおしています。  人と人がフェアトレード できる社会、幸福感を作ります。
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以前配食を利用されていた方を、昨日偶然見かけました。

「まだまだ若いもんには負けへんぞ」が口癖で、下ネタの好きな元気な方です。

相変わらずひょうひょうとした足取りで、交差点の横断歩道を渡っておられました。

こちらは車で移動中だったのであいにくお話しすることはできませんでしたが、その方のお宅に配食して

いたのが、なんだかもうずいぶん昔のことのように思え、懐かしさがこみあげてきました。

最近、高齢者向けの配食サービスのお店が増えてるようですが、競合店が増えてくると利用者の方に

とっては選択肢が多くなって、自分にあうところのお店から配食を受けることができるのですが、お店の

方は、他のお店にないサービスを考えたり、お弁当の内容や価格で差別化を図っていかないと利用者の

方の確保は難しくなってきます。

フランチャイズ店の場合、独自のサービスにも限度があり、仕入れや販売価格もそれぞれのお店で自由に

決められないために、与えられたパッケージの範囲でお店を維持していかなければなりません。

独自の仕入れや販売、サービスの提供といった能力があるのであれば、フランチャイズに加盟する必要は

ないのですが、その能力の提供を受けるために加盟したお店は、決められた範囲の中でお店を維持するしか

ありません。

その努力は、お店のオーナーさん一人の力だけでは限界もあり、家族やスタッフ、お店にかかわる様々な人

たちの力を借りなければとても難しいものです。

努力だけでは大変難しい仕事ですが、今でも社会的にはすごく貢献できる仕事だと思っていますので、この

事業をされてるお店の方たちには、がんばってほしいと思っています。

私が言うのも変かもしれませんが、フランチャイズを撤退する際に本部の人から「経営能力がないから」と、

簡単な言葉で片付けられてしまうようなお店が二度と出てほしくありません。

サラリーマンを長年勤め、事業の経験もなく不安だった私に「絶対、大丈夫です」と太鼓判を押したその人

の口から出た言葉が、今でも脳裏に焼きついて離れません。


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今年も12月半ばになり、身の回りの出来事とは関係なく、また、新しい年が始まります。

この一年間いろいろな事がありました。

言葉に言い表せないほどの辛い思いもし、また、言い表せないほどの感謝もありました。

人との信頼や、絆がどれほどもろいものか、また、どれほど強いものか、今までの人生の中で

この一年間ほど考えさせられた年はありません。

一時は気持ちが萎えてしまいそうになった時期もありましたが、そんな時でも何らかの手を差し

伸べてくれる人が現れ、また、家族や友人の励ましに助けられながら、がんばっています。

まだ、年末までに解決しなければならないことが山のようにありますが、ひとつひとつ解決しなけ

ればなりません。

応援してくれている人たちのためにも、もちろん自分たちのため、家族のためにも、休んでる暇は

ありません。

これからの戦いのために・・・


フランチャイズ店を経営するオーナーの方からよくこんな話しを耳にします。

お店を運営するためには物を仕入れる事が必要ですが、契約上、本部以外から仕入れてはいけないことに

なっているために、明らかに市価よりも高い商品であっても本部から購入しなければいけない。

当然本部は、各お店が好きなものを好きなように仕入れては統一がとれないだろうし、価格も本部の経費が

かかるので、市価のものより高いのは当然かもしれません。

でも個人事業で、ましてぎりぎりの状態で運営しているお店にとっては、これはかなり厳しい状態です。

つい安いものを仕入れたくなる気持ちは、ほんとよくわかります。

上代が決まっているのに仕入れの値段が上がり、ましてガソリン代やその他の経費がかさみ利益率が下が

ってしまうと、お店は死活問題になります。

こんなときに本部とお店との間で、何らかの改善策が協議できればいいのですが、「契約で決まってますから」

の一点張りではそのしわ寄せは全部お店の負担になります。

フランチャイズに加盟する際に明らかになっている契約も、その時点ではお互いに対等の立場で交渉できます

が、フランチャイズに加盟した後は、お店の立場が弱くなってしまうように思います。

個人で加盟した場合はよけいにその傾向が強いのではないでしょうか。

契約に基づいて多額の資本を投じてフランチャイズに加盟したあとは、簡単に他の事業に移ることもできずに

ある意味身動きの出来ない状況におかれ、本部からのさまざまな要求に対して、本心では好まなくてもNOと

言えず、受け入れなければ事業を続けられないといった立場になります。

「優越的な地位の濫用」という言葉にあてはまるかどうかは、法的な解釈が難しいので私にはわかりませんが

現実的な問題として苦しんでる方は多いと思います。


コメントありがとうございました。

そして一年間本当にご苦労されたと思います。

でもこれまでの経験を無駄にしないで、新たな再出発に向けて頑張ってください。

私もフランチャイズとしての事業はうまくいかずかなりの負債を抱えてしまいましたが、決して悲観的にならず

4年間の経験を生かしてこれからの人生を歩んでいこうと頑張っています。

フランチャイズのお店として利益を残すことが出来ませんでしたが、人生全てに失敗したわけではなく、最後

に本部のいいなりにならずに自分たちの思いを貫いたことだけは、良かったと思っています。

また、そんなときに普段交流のなかった店舗のオーナーさんや、同じような配食サービスをされているフラン

チャイズの方、以前フランチャイズ店を営んでおられた方、いろんな方からご連絡いただき、本当に心強く思い

ました。みなさん同じような思いをしながらがんばっておられる事がわかり、私も再出発に向けてがんばらねば

と奮闘しています。

まだまだ戦いはこれからですが、何が本当だったのかを見極めるまで追求していくつもりです。

フランチャイザーがフランチャイズ店の加盟を募集する際、「本部のノウハウに基づいてやれば経験がなくても

お店を出店できます」というようなフレーズがあります。

でも、ノウハウって何でしょう。

すごく漠然としたもので、明確に表現することが難しいのではないのでしょうか?

「日本フランチャイズチェーン協会」では「フランチャイズとは営業の象徴となる標識、及び経営のノウハウを用

いて、同一のイメージのもとに商品の販売、その他の事業を行う権利」とされています。

ノウハウにも単に情報的なものと技術的なものがあるように思えるのですが、情報的なノウハウが先行して、技

術的なノウハウがないと、はたしてそれは本来のノウハウといえるのでしょうか。

フランチャイザーが単に情報を提供しただけであれば、それは広い意味のノウハウといえるのかもしれません

が、お店を運営する上でもっと有益な情報でなければノウハウとしての意味がないと思います。

フランチャイザーが研究・開発したシステムや商品を取り扱ってお店を運営して利益を出し、経営の分析や処

理をシステムによって管理する。それが本来のノウハウではないのでしょうか。