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 痛手を負った身体と精神世界から生きるしくみを 作りなおしています。  人と人がフェアトレード できる社会、幸福感を作ります。
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勇気と元気と陽気・・・

これも最近読んだ本の中に書いてあった言葉ですが、辛いときほど勇気をもって、元気に陽気に生きる。

一生のうち一度や二度、逆境や絶望に追い込まれるときが誰にでもあると思います。

私はここ数年で、もしかしたら一生分の逆境を背負ってしまったのでは・・・と思い込んだ時期もあり生きる
意味さえ考えたこともありましたが、家族や多くの仲間の励ましに救われながら今日を過ごしています。

私なんかより、もっともっと大変な状況下の人もいるでしょうし、それでも必死に頑張ってる方も大勢いると
思います。

勇気を持って、何事からも逃げずに、自分の体を大切に元気に明るく生きていく。

ときどき崩れそうなときがありますが、そんな時はがまんせず一度吐き出していくことも必要で、力みすぎず
にこれからも人との繋がりを大切にしたい・・・そう思っています。

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このブログを通じて知り合った方の記事の中に『おもいやり』という言葉がありました。

企業の理念の骨子のひとつに『人へのおもいやり』をあげておられます。

どんな仕事でも<対人間>抜きではできません。

人への思いやりを捨てて事業に成功した人が、はたして勝ち組と言えるのでしょうか?

周りに信頼できる人もいず、雇用関係だけで成り立っている、そんな会社が社会に貢献しているのでしょうか?

最初は同士で立ち上げたつもりが、事業の成功のみを優先してしまい同士だった人たちが去っていく。

その時決まって「会社が潰れたらそんな事言ってられないでしょ」そう言うでしょう。

でもみんなが去って行って一人になったら、それでも会社はやっていけるのでしょうか?

この実話を読みながら共感できるところが随所にあり、一生懸命に頑張ってる人が何故これほどの体験を

しなければならないのでしょうか?

仕事を怠けてギャンブルにのめりこんだり、浪費癖があるわけでもなく、ただ真面目に事業に取り組んでいた

人が何故?近くに競合店ができたから?価格競争に負けたから?運が悪かったから?ただそれだけなんで

しょうか?

最後に人間として正常な判断ができない状況になるまで、何故追い込まれなければならないのでしょうか?

フランチャイズとしてもっとも大きなメリットのひとつである「本部からの経営ノウハウをそのまま受け入れる

ことによって、個人経営よりリスクがすくないこと」「本部の大量仕入れによって、仕入れコストの削減ができる

こと」「本部のシステムによって事業主が経営に専念できること」これらのメリットが逆効果になってしまい、本

来のフランチャイザーとフランチャイジーの関係が壊れています。

本部との契約条項が足かせとなり、その場その場での対応ができなかったため事業を継続することができなく

なってしまいましたが、フランチャイズシステムは本来本部あってのお店であり、お店あっての本部ではないの

でしょうか?

お店を長い間維持していくためには様々な問題が生じてきます。

その時にお互い歩み寄って相手の立場を理解し、善後策を話し合うことが大切だと思いますが、「契約がこう

だから一歩も譲れない」となってしまうと、何のためのフランチャイズ店だったのでしょう。

もし、本部がなにか不祥事を起して会社が潰れたら、お店に何かの保障はあるのでしょうか?

そんな事は契約書に書いてありません。

でもお店が潰れたら「自己責任」で片付けられてしまいます。

「事業は厳しいもの・・・」でも信頼関係のない事業や、人間としての姿が崩壊してしまう事業など、それは

事業と言えるのでしょうか?





本部の会議室を飛び出したそのオーナーは、その日のうちに失踪しました。

寝食を忘れて一生懸命に、それこそ死ぬ思いで働いてきたのに、激励するどころか罵倒し続ける本部。

その怒りと恨みで全身が燃え上がっていたオーナーはついに復讐を決意。

会議室で罵倒し続けた本部の役員と、仲間だと思っていたのに自分を裏切ったオーナー、この二人を

生かしてはおけないと決意したのです。

役員の自宅の住所を割り出し、じっと帰りを待ち伏せ、帰ってきたところを襲い掛かかろうと思い、潜んで

いたけれどもその役員はなかなか帰ってこず、ふとポケットに手を入れたとき一枚の大事な家族の写真

に手が触れ、その写真を見入ったとき寒さも忘れるほど高ぶっていた気持ちも、正常な親の気持ちが湧いて

きました。「自分に何かあったら子供たちはどうなるんだろう?きっと辛くて悲しい一生を送るんだろうな・・・」

涙に溢れ、それまで切っていた携帯電話の電源を入れ、信頼していた先輩へ連絡をします。

失踪してから4日めにその先輩に会い、ゆっくり食事をとりお風呂に入り、それまで毎日、車の中で寝て、

風呂にも入らず、復讐ばかり考えていたオーナーのささくれ立った気持ちが、少しずつ癒されていきます。

先輩自身も8年前に不渡りを出して倒産した経験があり、債務の交渉や、倒産直後の生活など、体験した

者でなければわからない貴重な話を聞くことができ、オーナーを激励してくれたことがありがたく、先輩の

言に従って、それまで電話をするのに気が重かった奥さんにも連絡し、オーナーを心配していた何人かが

集まってくれ、高ぶる感情をぶつけながら、涙ながらに今後のことについて話し合いました。

その後、お店の店員や本部、他のオーナーからの冷たい視線に耐えながら、再起をかけて落ち着きをとり

戻したのもつかのま、ライバル店の考えられない値下げのため、ついにお店を閉店する維持することが

できなくなります。

現在、相談にのってくれた先輩のところで仕事をしながら、お店の事後処理をされているそうです。

今年も新しい一年が始まります。

年末年始以前にもまして忙しく、ブログを更新する暇もありませんでした。

ここに訪れていただいてるオーナーの方たちも、お正月三日間お店はお休みでも、ご自身はその間仕事が

あるでしょうし、お正月も配食されてるお店もありなかなか大変です。

がんばってください・・・と私自身言ってる場合ではないのですが。

先日、興味深い本に出逢いました。

「元ファーストフード・オーナーの地獄めぐりの失踪劇」

実話ですごいタイトルですが、一部を除き共感できる部分もあって人事とはとても思えません。

その方は29歳のときにファーストフードのフランチャイズに加盟し、当初著しくなかった経営も次第に業績を

伸ばし、2店舗目も24時間営業に切り替えたり、宅配を始めたりして軌道に乗り始めたときです。

近くに競合店がオープンし、その方のお店よりも駅に近く、低価格の商品を販売し始めたため人気を呼び、

その方のお店は大打撃を受け、売上もどんどん下降していきます。

同じフランチャイズのオーナーたちと一緒に、本部へ販売価格の変更を申し入れたものの、意見はまったく

取り入れられず、打開策もなく売上はその後も落ち込み、やがて運転資金さえ困りはててしまいます。

その方はそのお店を閉じることになるかもしれない危険性を察知しながら、危険分散の意味でさらに3店舗

めをオープンしましたがうまくいかず、破滅への道はさらに加速度を増していきます。

資金繰りに困り融資も追いつかず、裏の仕入れルートを使い食材を安く仕入れなければ、本部の高いうえに

腐りやすい商品を使っていてはお店が維持できず、ほかの多くのオーナーもやり始めていたいたので同じよ

うに裏ルートの食材を使用したのです。

弱り目に祟り目でさらに不運は続き、それまで情報交換したり助け合ったりしていた中の良かったやり手のオ

ーナーのお店が、ふたを開けてみると実は借金だらけのお店で、そのオーナーの買った車の保証人になって

いた自分や、騙された人と一緒に本部へ助け舟を求めに行きますが、本部はすべて自己責任という事で一刀

両断にされた挙句、本部の役員たちから仕入れの件でつるし上げにあい、罵倒され続けます。

本部に対して注文をつけたり、反発してきたのは生き残るための嘆願であり、経営を立て直すための最低限の

守りでしたが、本部は何度も呼び出しをかけ、始末書を書かせ土下座までさせます。

その方は「われわれオーナーがどれだけ苦労しているか。寝る間も惜しみ体を壊しても休めない苦労を何だと

思っているのだ。こいつら人間じゃない」と席を蹴飛ばし外へ飛び出し、後を追いかけてきた会議室で役員の

顔色を窺いながら同じように自分を追求していた<ヒラメ部長>を後にして立ち去っていきます。