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 痛手を負った身体と精神世界から生きるしくみを 作りなおしています。  人と人がフェアトレード できる社会、幸福感を作ります。
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多くの人が一国一城の主になりたい。

自分のお店をもってみたい。

今まで、人に使われていた給与所得者だった人は、なおさらこの想いは強いかもしれません。

今ではフランチャイジーを募集するためのイベントが全国各地で行われています。

何の知識もなくても、資金さえ用意できればすぐにでもフランチャイズに加盟して、お店を開業することが

できます。金融機関も、そのお店の開業計画や返済計画がきちっと記載してあれば、ある程度の融資は

してくれます。

それなりの資金と、その仕事に対する強い想いがあれば、開業することは出来ます。

開業はできますが・・・その仕事がうまくいかなかったときのこと、思うように利益がでずにもしかしたら閉店

しなければならないかもしれないこと、それは開業に向けて希望に満ち溢れているときにそんな事ばかり

考えていると前に進めないかもしれません。

でも、始めるのも辞めるのもすべて自分の責任です。

うまくいかなかったとき、家族がいれば家族みんなに負担がかかってきます。

それなりの覚悟を決めてから加盟することをお勧めします。

私が加盟した際、本部から損益分岐点をクリアするための食数や金額の提示がありましたが、それは本部が

統計上あらわした数字であり、そのお店の開業資金の借り入れや、賃貸物件の状況、人件費などで大きく変

わってきます。

当然これだけ売り上げれば、これだけ利益が出るという試算の提示もありました。

でもそれは本部が出すものじゃなく、自分で試算すべきものです。

だって自分のお店です。フランチャイズ店は「本部の〇〇支店」という人もいますが、始めるのも辞めるのも

すべて自己責任である以上、それは自分で考えるべきです。

ただ、目標の利益をだすために、どれだけの売上をしなければならないかという数字が出たときに、それを

クリアできるだけの本部のバックアップや指導能力があるかどうかです。

もちろん本人の必死の努力も必要です。

でも高い契約金を支払ってフランチャイズに加盟したのですから、その指導能力がない本部なら加盟した

意味がありません。

でも初めてお店をする人は、なかなかそれを見抜くのは難しいかもしれませんね。

できれば始める前にフランチャイズ協会や、専門家の意見を聞くことも大事だと思います。

私で分かることでしたらご連絡いただければお答えします。(私の場合は失敗例かもしれませんが・・・)

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本部に相談したかったのは、金融機関から融資してもらうための策ではありません。

少しでも利益率をよくして本部への買掛金を減らし、お店を正常な状態へ導いていくための相談です。

金融機関から融資してもらい本部へ買掛金を支払えば、一時的に本部との関係は正常に戻るでしょう。

でも今までの本部との契約通りのやり方でお店を続けていれば、またいつか同じ事が起こってしまい、その

時はまた金融機関から融資してもらうのでしょうか?

いつか何千万という借金を抱えてお店が破綻するまで・・・それまで借り続けるのでしょうか?

本部の指示通りやっても利益が出ないのなら、加盟したときの契約を少し変更してでも利益がでる方法を

お互い考えていくべきではないでしょうか。

世界の国ではまだまだ食べるのに窮している人たちがいます。

その人たちに「かわいそうだからお米を送ってあげる」

確かに一時的に食物を手に入れ、しばらくは食べていけるでしょう。

でも送ってあげたお米が無くなったら?永遠に送り続けるのでしょうか?

それよりもお米や作物の作り方を一緒に教えてあげたら・・・そんな話しを聞いたことがあります。

お互いのことを理解し、うまくやっていける方法が必ずあったはずなんですが・・・

お店は、ともすると非常に弱い立場になりがちです。

本部からの指示に自分のお店一軒が反対してもどうにもなりません。

「嫌ならフランチャイズから退店して下さい。」

最後に待っているのはその言葉です・・・

フランチャイシステムに加盟して開業された方は、開業にあたっての資金はどのようにされたのでしょうか?

私の場合、加盟する際に本部からの説明で、開業資金約800万円必要だということで、自己資金400万円

金融機関からの借入金400万円をもとに開業しました。

自己資金400万円といってもそれはとても大事なお金で、いずれ出したところへ戻さなければならない大切

なお金です。みなさんも同じだと思いますが、一口に自己資金といっても毎月毎月少しずつ貯蓄したものや

家族のため、自分の将来のためにとっておいたもの、開業にあたって応援してくれた人のお金で、それは命

の次に大切なお金です。

だから、事業を始めるにはかなりの覚悟で始めなければなりません。

また、開業した後は多少の困難があってもやめる訳にはいきません。

いつか売り上げが伸びて順調な経営が出来るよう努力をして、これまで支えてくれた人のためにも成功しな

ければという思いが強くて、赤字の月が続いても事業を辞めるに辞められないというのが現状でした。

このお店につぎ込んだお金は、このお店の収益で返していかないといけない。その思いで4年間本当に毎日

毎日走ってきました。

「必ず収益はでます」「この事業だけで生計がたちます」という言葉を信じて、この事業以外に収益を求める

事も考えず、ただひたすらがんばってきました。

事業を経験したことの無かった私には、商売のかけひきや多少のずるさも人からは聞いても、信頼して毎日

一生懸命がんばっていれば利益はついてくる・・・それを信条にしていましたが、ひとつの綻びをみせられて

からそれは自分自身の錯覚だたことに気づいた時には、お店はかなりの経営難に陥っていました。

本部への買掛金の支払いが滞り困っていた私は、ある日本部に改善策を相談したとき、お店にきた本部の

答えは「本部の買掛金をなくすために金融機関から融資してもらいましょう・・・・・」それも多額の報酬を請求

するコンサルに依頼してです・・・。


今日車で通った道沿いに「アカチャンホンポ」というお店がありました。

土曜日だということもあってか、お店の駐車場には20数台の車が駐車しており、警備員の方2名が誘導して

いました。少子化の時代だといっても、赤ちゃんのいる家庭では必要なものも多く、お孫さんへの贈り物など

買いに来る人もいるんでしょうね。

それなら「高齢者本舗」っていうのもあってもおかしくないと思ったのですが、どうなんでしょう?

高齢者の方の必要なものがなんでも置いてある複合店なんていうものがあってもいいと思うのですが、あまり

聞いたことがありません。

高齢社会の今、衣・食・住、すべてのものがそれぞれ独立して「高齢者の方向けのなんとか」っていう事業は

たくさんありますが、すべて揃ったお店があると便利ですよね。

でも高齢者の方は人が思うほど、自分自身高齢者じゃないと思ってる方が多く、「高齢者向けなんとか」って

いうと、「わしはまだそんな年じゃないから」と言われる方もいます。

70~80代の方でもご本人のエイジは60歳くらいなのかもしれません。

わたしも子供の頃みていた50代の人は、もうおじいさんに近い感覚でしたが、自分がその年になるとまだまだ

若い気持ちでいっぱいです。

しかし、身体はやはり年相応に少しずつ変化してきます。(まだ衰えという言葉は使いたくありません)

食事の量や好みも変わってきますし、外食の場合若い頃と今では行くお店も違ってきます。

そういう意味では年とともに少しずつ、活動範囲が狭くなってくるのかもしれません。

でも年とともに、若い頃にはできなかった事や、年をとってからしかできない事もあります。

そんな活動ができればいいなと、最近思います。


団塊の世代の方が(私もその一人ですが)高齢者と呼ばれる世代に入り、ますます高齢者向けのビジネスが

注目されています。相変わらず弱者の高齢者を狙った詐欺まがいの事件が多発していますが、こんな世の中

でも高齢者の方のために一生懸命がんばっている方たちも大勢おられます。

高齢者や障害者向けのビジネスというと、なんとなく弱い立場の人を対象にお金儲けするみたいな、あまりよく

ないイメージでとらえる人もいますが、適正な価格で適正なものを、必要な人に提供することは社会的にとても

大切な事です。

事業主やお店の店主も、しっかりとした報酬を受ける代わりに、しっかりとした物を提供できれば問題はないの

ですが、どちらかが偏ってしまいがちで、バランスが崩れてうまくいかない場合が多いのではないでしょうか。

特に介護保険制度を利用したり複雑な状況になると、単に物を売ってお金をもらうという単純な売り買いでは

すまない部分もあります。

少し前に大手の介護事業所の不正が発覚しましたが、そのこと自体は違法行為でしてはいけないことでも

そうしないと事業が成り立っていかなかったことに問題があるような気がしました。

大勢の介護にかかわる人たちは、高齢者や障害者の方のために一生懸命がんばろうと思っても、その組織の

中で自分の思いが果たせない場合もあると思います。

普通にがんばって、普通に生活できればいいのですがそんなに甘い世の中ではなく、一生懸命やったからと

いって普通に生活できるとは限りません。

でも一生懸命がんばって普通の生活を望むのは、それは大きな見返りを求めてるのでしょうか?