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 痛手を負った身体と精神世界から生きるしくみを 作りなおしています。  人と人がフェアトレード できる社会、幸福感を作ります。
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こんにちは、高齢者の仕事に携わる方はお疲れ様です。

またこのブログにご興味をお持ちの方はありがとうございます。

私たちが独立を決め、踏み出して五年が過ぎようとしています。

フランチャイズから離れ、細々と小さく、マイナスからの道を、社会に根をおろして手探りで歩き始めて
半年が経ちました。
この場所にいると、少なからず世間の声、とりわけ高齢者の仕事に関する情報が聞こえてきます。

最近は障害のある人たちとのコミュニティの機会も増え、また子育てのグループとも関わる機会ができて
しまい、つまりは社会、経済と福祉・・・・・・というテーマが私たちの中に自然に育ってきています。

こういったことは、いわゆる世の中の安定した成功者の方々が積極的に行ってくださればよいのですが、
何故かぎりぎりの下層階級の私たちに声が響き、人脈が広がるのは、私たちに多少なりの使命があるの
だという気がしています。(もし、資金力のある読者がいらしたら是非、ご一報下さい(笑)    

さて、高齢者の配食について、フランチャイズでの配達の担当者のマナーの悪さゆえに配達を断りたい
利用者さまの声がちらほらと聞こえます。数をこなし、寝てもさめても配食に携わっておられるオーナー様
、またはスタッフの日々のご苦労は正直骨身にこたえるようにわかります。
現場の戦場は経験者であるがゆえよく解ります。
でも・・・・・・在宅高齢者様の想いも痛いほどわかります。

食は死ぬまで楽しみの一部です。身体を壊し、心も憂い、余生残すところいくばくかの高齢者にとって、
食べること・・・・・人とのふれあいは一日の大切なイベントだと思います。
なので、配達の担当者がどんな人かは利用者にとって大事な問題なのだと思います。
交通事情もあり、数に追われる事情もあり、頑張っている人でも、扉の閉め方が荒いだけでもお年寄りには
ブルーになることもあるでしょう。経営上、いちいち気にしていては進まないかもしれません。

でも、それが原因で、お客様が離れることもあるのです。もちろん仕方ないこともあります。
フランチャイズビジネスと福祉・・・・・この難しい接点をどうクリアするかです。
日々の流れのなかで、経営さえもままならない。

一人でもたくさんの人に配食をする。
仕入れは大変、ロイヤリティはある。
雇用もなかなか定着しない、経費はかさむ。
何より、食の安全に費やす神経の疲労・・・・・利用者に温かい言葉をかけようにも余裕がない。

どんな経営をすればよいのか・・・・・もちろん私たちには助言の資格はありません。
(本部からいえば脱落者ですから(笑)失敗者の先輩からいえることはただひとつ・・・・・・
できる限り大切に向き合うことです。

いつまで、事業をされるかはわかりませんが、声を受け止めて大切に向き合うことしかできることはないと
思います。「余裕がない」と聞こえそうですが、少なくとも、筒いっぱいの事業の闘いの中に、数センチの
隙間を作っておくことが大切です。

フランチャイズ全体が「自己責任」である以上本部云々ではなく、何を言われても自分の判断を貫くしか
ないのです。もし・・・・・本部からの指導が「利益につながる」との指導でも、納得できず実行に迷うことが
あれば、拒否しなければなりません。

それが経営者の役目です。って多分、みなさんご存知ですよねえ。
買掛金の名のもとに残っている借金は初期のころ、仕組みどおり一生懸命やれば、やっていけると信じて
ありのままに仕入れをした後遺症です。
言われたとおりすれば借金が一時的にできても、必ず解消できるのだと信じていました。
フランチャイズを100%以上信じていたのです。

なので・・・・・一時は心身をことごとく傷めました。突然の攻撃に人間不信状態にもなりました。
働くことには自信があっただけにその闇はどこまでも深かった。加盟店というより会社員の役目に近かった
のかもしれません。・・・・でも、わたしたちは加盟金も保証金も払って加盟している、普通の加盟店だと気づく
まで時間がかかりました。
事業の理想と熱い思い、「一緒に頑張りましょう」との力強い言葉を裏返した攻撃。
あのまま、お店ごといなくなってしまっていたら、極度の心身症、重病で立ち直ることはできなかったと今も
震えてしまいます。

今、ここに何とか生きているのは、たくさんの人、人、人のおかげです。
人間不信を助けてくれたのは、それを越える人脈と家族でした。
神様は人脈だけを残してくださった。ありがとうございました。   (続)
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こんにちは、いつもごらん下さってありがとうございます。また、日々のお仕事お疲れ様です。
このなかには、同じようなフランチャイズの加盟店で日々の経営に苦労なさっている方もおられる
かと思います。

「高齢者救急隊」はとくにそういった加盟店の不満の声を集めるブログではありません。

でも、自身の経営の中に、もしくは身近な生活の中に私たちと思いを共有されることがあるとしたら、
会うことも話すこともないとしても私たちは仲間です。そしてその仲間は間違いなく、上層階級(リッチ)
の仲間ではなく、むしろリッチの前提になっている、リッチのいうことを聞くしかない「貧困」、すなわち
「働けど働けどわが暮らし楽にならず」という思いの共有者だと私は思います。

そういった弱者を集めて何かしようというもくろみはありません。
ただ、こういった社会が、日本の格差社会の上下をどんどん拡げていってることは間違いないと思って
います。

本部の人たちも代表者も、もともとは理想に燃えた人たちだったと思います。
「~のような悪い会社には絶対しない。」「オーナーさんを苦しめるばかりの会社にはしない。」
「経営については責任を持ちます。」「同じ道を歩けるなんて嬉しい。」あげればきりがない、
契約前後の言葉・・・・・それらが全部偽善であり騙すつもりだったとは私には思えません。

ただ、月日が経過して、人も代わり、思っていたより会社が大きくなって、たくさんの加盟店を増やした
けれど、手に負えなくなってしまった。・・・・・こんな実情もあるのかもしれません。
ならば・・・・・どこかで、それを修正する必要があったのでは?と私は思います。
話し合う必要・・・・・があったのです。

それを要請しても受け入れては下さらなかった。本当に残念です。
話し合いの要請、必要性を何度も伝えたのですが、聞くどころか取引を停止され、ブログの廃止や
看板をおろす催促で狂気のごとく責めたてて、私たちは配食の高齢者を護ることで精一杯でした。
思い出しても、身体が震えます。今でも涙がでてきます。・・・・・・
事実、身体も心も傷めて、もう少しであの世の紙一重でした・・・・・・今も貧困の窮みです。

もし、フランチャイズの事業に納得いかず悩んだり迷ったりいている仲間が読者にいたら、
「辞めないで知恵を絞りなさい」とアドバイスするでしょう。貧困と何もかもなくす覚悟が必要だからです。
家族がいたら、なおさらです。私たちは無謀だったとは思いません。
なぜなら取引を停止されたのは先方なのですから。

こちらから意図的に辞めたのではありません。
やめさせておいて「あれはするな」「これは競合だ」と言われては、「死ね」というのと同じだと私は思います。
繰り返していいます。
もしも岐路に立たされている人がいたら、「知恵をしぼりなさい」と・・・・・・井戸の中のねずみのように一生、
リッチのために走りまわる人生にしないで、自分の人生、家族を護る方法を心をこめて考え、切り開く
ことです。

悪態を愚痴るだけでは人生は拓けません。たった一度の人生ではありませんか?
大切に向き合いましょう。

私たちがフランチャイズのなかにいて、一番苦痛だったことは「何年やっても希望が見えない」ことでした。
それでも、日々の経営の中に私たちは一握りの希望を抱いて頑張りました。

或るときは従業員が全員辞めたという加盟店を助け、励ましあいました。
或るときは撤退する仲間と悔し涙を流しました。・・・・・・辛い思いの仲間が今もいるなら・・・・・
「自分の心と向き合い、人生の長さを測り、知恵を絞って生きる」ことをお勧めします。

今も、当時と同じ場所でぎりぎりで踏ん張っているわけは、五年前の独立の思いと、この闘いを受け止めて
逃げずに頑張るためです。そして・・・・・・
多分、「忘れた」と言われるだろう、代表者との約束を守るため・・・・・「これは一生の仕事」・・・・・
覚えておいでですか?
あの時、熱い理想を語ったあなたは、私のいれた「トキオ」という紅茶を飲まれましたね・・・・・

暫定税率執行で明日からガソリンの値段が下がりそうです。

消費者にとってガソリンが安くなるのは嬉しいことですが、
安くなる原因が暫定税率の執行であれば、問題を先送りに
しただけで、素直に喜んでいいのか難しい問題です。

今、一番頭を抱えているのは福田首相よりガソリンを売っている
お店です。

在庫を抱えているお店ほど、安く売ればその分自腹をきらなければ
ならず、かといってよそのお店が安い値段で設定すれば、お客さん
は安い値段のお店を選ぶし、死活問題に及ぶと思います。

今朝の新聞に、卸し元の優越的地位の濫用による独禁法の問題が
書かれていましたが、一番影響を受けているのが、ガソリンを販売
しているお店です。

お店を維持するためには、仕入れ値が高くても仕入れなければいけない
といった状況が続けば、当然お店は赤字になります。

セーフティネットにガソリン販売店も加える方向になったとしても、一時的に
資金のやりくりができるだけで、お店にとってはかなりのダメージです。

一番苦しむのは結局弱者という仕組みに対して、とても憤りを感じます。

来月からの食品の値上がりで、また、食材関係の仕入れも値上がりすると
思います。

配食サービスをされているお店にとって、仕入先が固定されているお店は
営業を続けるためには、やむなく値段の高い食材を仕入れなければならないと
いったお店もあると思います。

単に価格が上がったからといって、全てをお店に負担させるのではなく、もっと
お互いに歩み寄った考え方ができればいいのですが、自分だけが利益を維持
させたいといった考えの人間が多すぎるのではないでしょうか。

昨日車の中でラジオを聴いていると、ギャンブルも商売も「引き際が大事」という
話しをしていました。

ギャンブルも勝ち続けることはできないし、商売も儲け続けることはできない。

辞める勇気が必要だという話しでしたが、商売のプロはその仕事を始めたときに
すでに辞める時期を計算しているという話しを、以前聞いたことがあります。

でも、これからフランチャイズに加盟しようと思い、開店準備を進めている時に
辞める時期の計算までできるのでしょうか。

そんな商売のプロは、そのフランチャイザーのシステムで確実に利益が出ること
が見抜けるのでしょうか。

ある程度社会的な貢献ができて、自分たちの生活もある程度確立できる。
そんな言葉に、ある程度軌道に乗るまではかなりの苦労があることは覚悟して
始めた事業が、3ヶ月、半年経ってもいっこうに当初予定していた利益がでない。

事業自体に無理があることが解り始めた頃は、すでに事業から引く事もできず
それまでの赤字を何とか挽回しようと、駆けずり回る日々が続きます。

「事業の撤退」を迫られる前、本部に話しをしに行ったときに
「何故こんなふうになったんでしょうか?」という問いに、本部の責任者に
「経営能力がないから」という簡単な言葉であしらわれてしました。

「確かに私にも悪い点があったことは認めます」
「でも、本部の指導や事業にも何か問題があったんじゃないですか?」という問いには

「いや、本部は一切悪くない」
「全部本部のせいにするのか」という答えでした。

開店当初から、全て本部の指導どおりにやってきた私には、本部のこの答えはやはり
納得がいきません。

予定していた利益がでないのは、もっと複雑な問題があったはずです。

お店を出店するにあたっての市場調査に間違いがあったのか、それとも事業自体に
問題があったのか、何の縁もない土地でその土地の人との繋がりもなく、それでも事業
として成り立つと判断し、加盟店を募集したのであればやはり本部の出した答えには納得できません。





フランチャイズ契約で、「業務を行うために必要な商品や資材を全て本部から仕入れる事」
と記載されていた場合、どこまでその規制を受けるのでしょう?

明らかに独占禁止法が当てはまるような場合は、規制を受けないと思いますが、その境目
は誰がどうやって判断するのでしょうか。

契約だからといって優越的地位を濫用し、市場よりも高い仕入れをしなければお店を存続
することができないといった状態になった場合、契約違反だから仕方なく高い商品を仕入れ
ると原価率が上がり、お店の利益は下がってしまいます。

近くのスーパーや量販店で全く同じものがあって、しかも本部から仕入れるよりも安ければ
当然そこから仕入れた方が原価率を抑えることができます。

本部は各加盟店からの発注を元に、各メーカーに商品を発注をし、商品を期日にお店に納品
するといった作業を行うため、その作業にかかる人の人件費やその他の経費が商品の価格に
載せられ、スーパーで売られている価格より当然高くなってしまいます。

でもその価格に何処までが正常な価格かといった基準は大変難しいと思います。

加盟店にとって、商品が正常な価格で、安全で、期日に入ってくるといったメリットがあればこそ
契約どおりに本部から仕入れることができます。

ただ、以前こんな事がありました。
一時期、納品されきた商品に破損が多く、業務に支障をきたすため本部にメーカーにもう少し注意
してもらえるようお願いしたところ、

「100パーセント間違いのない商品を店舗に届けることはできません」

「不良品をなくすよう注意しますが、ゼロにすることは不可能だと覚悟してください」

「店舗経営にはさまざまなリスクがあります」

このような返事でした。
これは買掛金があったうちのお店だからなんでしょうか?
「文句があるんなら買掛金を払ってから言え」と、つい卑下してしまうようなとらえ方をしてしまいましたが
他の加盟店では、対応が違ったのでしょうか。