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 痛手を負った身体と精神世界から生きるしくみを 作りなおしています。  人と人がフェアトレード できる社会、幸福感を作ります。
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配食サービスが終わって5日目・・・

「明日からお弁当の配食してもらえますか?」というお問い合わせのお電話がまだあります。

配食先の住所を聞いて配達可能なお店を紹介していますが、当分このようなお問い合わせの

電話がありそうです。

「こちらではもう配食サービスはしていません。」と済ませればいいのかもしれませんが、つい

「よければその区域で配食しているお店をご紹介しましょうか?」と言ってしまいます。

ほんと、おせっかいですよね。


当店のお弁当をご利用いただいていたみなさん・・・どうされてますか?

「今日はこれからデートや・まだまだ若いもんに負けへんぞ・・・」とおっしゃてた〇〇さん

無理するとまた血糖値が上がりますよ。

お弁当を持っていくと、たまに奥の方から「やあ~~」と手を上げて「ごくろうさん」と笑顔で

迎えてくれた〇〇さん。私の父親と同い年で89歳だけど、チャイムが聞こえると早足で

タッタッタッと玄関先まできてくれた〇〇さん。いつまでもお元気でいてください。

耳がとてもとおくて、でもたまに会うといろいろお話しされたり栄養ドリンクをくれたり、時々

お手紙を頂いた〇〇さん。以前は老春の家に将棋や碁をさしに行ってたけれど、最近少し

出かけるのも億劫になってしまった〇〇さん。体の具合はどうですか?

配食していた方の近くを通るたびに、どうされてるかな・・・と思いながら、つい、「こんにちは」

と訪ねたい気持ちを抑えて通り過ぎています。

今は何もしてあげることができなくて寂しい想いですが、またいつか元気なお姿をみたいと

思っています。

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ブログのタイトルとプロフィールは変更したのですが、URLの変更が出来ないため、変更の仕方を

問い合わせしてるのでもうちょっと待ってくださいね。・・・・本部の方。

そのくらいの余裕はありますよね。

またこれで「契約書〇〇条の違反により法的手段をとります」なんてこと言わないでくださいね。

お弁当を持っていくといつも「ありがとう」とにっこりと笑って受け取ってくれたじいちゃん・・・

今日はお弁当はなくて、空になった容器の回収だけ。声をかけてもじっと下を向いたまま返事を

してくれません。こっちもそれ以上話す事もできず「ごめんね」「また来るからね」それが精一杯で、

目頭があつくなって・・・。

最近少し弱ってあまり外へも出かけず、お弁当をもっていったときだけが人とのふれあいだったかも

しれないじいちゃんは、今度の配達の人とうまくやっていけるでしょうか・・・

今までご利用いただいた高齢者の方から、感謝の手紙を何通ももらいました。

ほんとうにありがとうございました。

この手紙をこれからの希望の糧にがんばります。


先週土曜日の夕方本部のSVの方がこられ、パソコンに入っているシステムを削除したいと言われ、

作業をして帰られました。こちらも特に抗う気持ちは無いので抵抗しませんでしたが、なにやら一刻も

早く退店させたい様子です。最長でも「今月いっぱいで退店してください」と通知が来ていたにもかかわ

らず、どうしても早く契約を打ち切りたいようです。

日曜日外出先から帰ると、本部の社長から一通の郵便物が届いていました。

内容証明の郵便物で「9月15日をもって契約を打ち切ります」という内容のものです。

以降「ニコニコキッチンの名前とロゴの入った印刷物は返還せよ」ということですが、まだ容器の回収や

集金ものこっているのに、領収書の名前にニコニコキッチンは使えないのか・・・個人名で領収書をきる

のか・・・どうすればいいのでしょう。

電話帳もすぐには削除してくれないし・・・そこまではいいのかな・・・

このブログがかなり邪魔なようで、このブログアドレスや類する表記は「直ちに中止せよ」ということです。

もっと他に伝えるべきことがあるはずなのに、もう無茶苦茶です。

ご利用者の方たちの今後の事はどうでもいいのですか?

ご希望通りアドレスもカテゴリーも変更しますが、そんな事はたいした問題ではありません。

別に本部へのあてつけや、不満を書き綴るブログではありませんので、後日変更します。

買掛金の弁済が期日までにない場合法的手段をとるそうですが、そんな事よりも今日から配食のない

高齢者の方たちがどうしているのかが心配でなりません。

「うちのお弁当以外いらない・・・」とおっしゃり続けていた方たちが、今日ちゃんと食事されたかどうか

・・・それしか今は他に考える余裕はありません。


この仕事を始めて一番最初にご利用者の方を紹介していただいた支援センターの方から、

お電話がありました。

「何で辞めるんですか・・・困る人いっぱいいますやん」と言われましたが、詳しい事情を電話で

お話しすることもできなかったので、「また後日伺います」と言って電話を切りました。

現在ご利用いただいてる方で、センターや包括からのご紹介の方は前もってお話しに伺ってた

のですが、今ご紹介者のないセンターや、包括には時間が無くてまだ挨拶にいっていません。

この時期になって個人の方からご注文があったり、病院や支援センターからのご依頼があります。

近隣のニコキチのお店を紹介したり、配達区域外のところは配食してくれるお店を紹介していますが

「高齢者の方向けの配食サービスのお店」というのは、一般の方が探すのは結構手間のかかる事で

ネットなんかで情報を探せる人はいいとしても、実際利用したい高齢者の方はそこまでできません。

電話帳の職業欄に「高齢者向け配食サービス」っていう項目があればいいんですが、宅配とか、仕出し

の項目しかないので、市役所とか包括支援センターに相談に行かないとわかりません。

高齢者社会の今、高齢者専用タウンページがあってもいいくらいだと思います。

自分で判断できる人も多いから、もっと情報が身近にあると高齢者の方は便利ですよね。

あともう少しで全員の方の配食先が決まりそうですが、このもう少しがなかなか条件面で難しくて苦労

しています。

ちょうど4年前、私たち夫婦はサラリーマンを辞めてフランチャイズ店に加盟しました。

25年近く会社という組織の中で働いてきた私たちは、自営業という右も左も分からない中で世界で

本部の指導どおり商売を続けてきました。

オープン当初は毎日5食、6食というわずかな食数でしたが、それでも毎日お弁当作りに励んで、

より良いものをご利用者の方に提供しようとがんばってきました。

毎月膨大な赤字が続き、支払いの時期になると家内が大変な苦労をして、支払いの工面をしてくれて

何とか毎月の食材や、経費を支払っていましたが、開店資金に一千万以上の資金を費やしたために、

そんなに余分なお金はありません。

私たちにとって高額な資金をつぎ込んだ以上、赤字が続いたからといってそんなに簡単にやめるわけ

にもいかず、金融公庫や銀行から運転資金を融資してもらいながら、なんとか商売を続けていました。

本部に「この仕事だけではやっていけないのでは・・・」と相談しましたが、「大丈夫です、とにかく食数を

伸ばしましょう」と言われ、これまでがんばってきましたが、売り上げは伸びても本部への支払いや、

赤字のときに融資してもらった銀行の返済額や、経費を差し引くとほとんど利益は残りません。

商売をやっていると支払いのために、カード会社やサラ金から融資してもらって繋ぐ人もいると聞きますが

それだけは手をつけませんでした。

本部への買掛金がたまったとき、本部から資金調達コンサルタントの紹介もありましたが、多額の報酬料

をとることに疑問を覚え、それもお断りしました。

今思うと、そういうたぐいのものに手をつけなくて良かったと思います。

そのときは買掛金がなくなるかもしれませんが、背負うものが違ったものになり、おそらく人格や人間関係

も破滅し、生きる意味がなくなってしまうかもしれません。

普通に家族が生活できるだけの利益があって、高齢者のために少しでも役にたてると思って始めた仕事

だったのですが、残念ながら続けることができなくなりました。

でも配食だけが高齢者の役にたつ仕事ではないので、また違った形で出来ることを考え、希望を捨てずに

がんばっていこうと思います。